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5. 日本の主要輸入先国の動向

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最終更新日:2013年1月10日

5. 日本の主要輸入先国の動向

2013年1月

調査情報部
 

 2011年における砂糖輸入量のうち、甘しゃ糖・分みつ糖(HSコード1701.11‐190)は149万9581トンと、全体の97.7%を占める。そのうち、タイ(71.5%)、豪州(17.0%)、南アフリカ(2.0%)と、この3カ国で90.5%を占める。(財務省「貿易統計」)

タイ

 
 
【生産見通し】
砂糖生産量は前年度比3.2%減の見込み


 タイでは11月に2012/13砂糖年度(10月〜翌9月)の生産が開始された。12月5日までの砂糖生産量は17万6000トン(粗糖換算)と、前年同期を7万トン弱下回っている。これは、11月に季節外れの降雨があった影響とみられている。

 同年度のさとうきび収穫面積は、雨季作米などからの転作により138万ヘクタール(前年度比6.5%増)に増加の見通しとなっている。さとうきび生産量は、単収が前月予測を上回るとの見込みから9487万トン(同3.2%減)と、前月から200万トン上方修正された。ただ、雨季の降雨不足の影響により単収は前年度に比べ低下するとみられることから、さとうきび生産量は前年度比ではやや減少の見通しとなっている。

 砂糖生産量は、さとうきび生産量の上方修正を受け1034万トン(粗糖換算、同4.6%減)と、前月から32万トン上方修正された。
 
 
【貿易・政策動向等】
減産により輸出量は前年度比6.2%減の見通し


 2012/13年度の砂糖消費量は前月予測から20万トン上方修正され、304万トン(粗糖換算、前年度比3.2%増)と見込まれている。生産量の上方修正を受け、輸出量は730万トン(粗糖換算、同6.2%減)と前月予測から13万トン上方修正され、前年度比の減少幅は縮小するとみられている。2012年10月の粗糖・白糖輸出量は前年同月比20.8%減の22万9000トンとなり、主要輸出先はカンボジア、イラク、インドネシアであった。

資料:LMC “Monthly Sugar Report, December 2012”
 
 

豪州

 
 
【生産見通し】
砂糖生産量は前年度比16.5%増の見込み


 2012/13豪州砂糖年度(7月〜翌6月)の生産は終了しつつある。同年度の収穫面積は39万ヘクタール(前年度比5.4%増)に増加し、単収もサイクロン被害などを受けた前年度から回復が見込まれるため、さとうきび生産量は3128万トン(同11.9%増)と、前年度からかなり大きく増加すると予測されている。糖度の上昇も見込まれるため、砂糖生産量は前年度から大幅増加の435万トン(粗糖換算、同16.5%増)の見通しとなっている。
 
 
【貿易・政策動向等】
輸出量は前年度比24.6%増の見通し


 2012/13年度の砂糖消費量は前月予測から14万トン下方修正され、105万トン(粗糖換算、前年度比1.3%増)と予測されている。消費量の下方修正を受け、輸出量は前月予測を14万トン上回る334万トン(粗糖換算、同24.6%増)と、前年度から大幅増加の見通しとなっている。

資料:LMC “Monthly Sugar Report, December 2012”
 
 

南アフリカ

 
 
【生産見通し】
砂糖生産量は前年度比10.6%増の見込み


 2012/13南アフリカ砂糖年度(4月〜翌3月)の生産は12月に入り終盤を迎えている。同年度のさとうきび収穫面積は前年度から変わらず、27万ヘクタールと予測されている。さとうきび生産量は、単収の下方修正を受け、前月予測を12万トン下回る1783万トン(同6.1%増)と見込まれている。これを受け、砂糖生産量は220万トン(粗糖換算、同10.6%増)と前月から7万トン下方修正されたものの、干ばつ被害の影響を受けた前年度を上回るとみられている。
 
 
【貿易・政策動向等】
輸出量は45万トンに増加の見通し


 2012/13年度の砂糖消費量は前年度からわずかに増加し、192万トン(粗糖換算、前年度比2.0%増)と見込まれている。生産量の下方修正を受け、輸出量は前月予測を7万トン下回る45万トン(粗糖換算、同69.8%増)と、前年度比の増加幅は縮小するとみられている。2012年10月における粗糖・白糖輸出量は前年同月比44.8%増の4万7000トンとなり、主要輸出先は米国、ジンバブエ、スーダンであった。

資料:LMC “Monthly Sugar Report, December 2012”
 
 
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:企画情報グループ)
Tel:03-3583-8713



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