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5. 日本の主要輸入先国の動向

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最終更新日:2013年2月12日

5. 日本の主要輸入先国の動向

2013年2月

調査情報部
 

 2012年における砂糖輸入量のうち、甘しゃ糖・分みつ糖(HSコード1701.14−110)は140万3067トンと、全体の97.7%を占める。そのうち、タイ(58.5%)、豪州(33.7%)、南アフリカ(2.1%)と、この3カ国で94.3%を占める。(財務省「貿易統計」)

タイ

 
【生産見通し】
砂糖生産量は前年度比7.2%減の見込み


 タイでは2012/13砂糖年度(10月〜翌9月)の生産が本格化している。今年度のさとうきび収穫面積は136万ヘクタール(前年度比5.0%増)に増加の見通しとなっているものの、単収の低下により、さとうきび生産量は9347万トン(同4.6%減)に減少すると予測されている。単収の低下は、9、10月の雨不足と株出し回数の増加が要因として挙げられる。なお、さとうきび生産量の予測値は収穫面積の下方修正を受け、前月から140万トン下方修正された。砂糖生産量は、さとうきび生産量が下方修正された上、糖度も低下していることから、前月予測を28万トン下回る1006万トン(粗糖換算、同7.2%減)と見込まれている。

 1月21日現在、さとうきびの収穫ペースは前年度を上回っているものの、砂糖生産量は368万トン(粗糖換算)と、前年同期を4.6%下回っている。これは、前年度に比べさとうきびの糖度が低いためとされる。
 
【貿易・政策動向等】
輸出量は前年度比9.8%減の見通し


 2012/13年度の砂糖消費量は前年度からやや増加し、304万トン(粗糖換算、同3.2%増)と見込まれている。生産量の下方修正を受け、輸出量は702万トン(粗糖換算、同9.8%減)と前月予測から28万トン下方修正された。2012年11月の粗糖・白糖輸出量は前年同月比23.9%減の16万6000トンとなり、主要輸出先はベトナム、カンボジア、日本などのアジア諸国であった。

資料:LMC “Monthly Sugar Report, January 2013”
 

豪州

 
【生産見通し】
砂糖生産量は前年度比15.3%増の見込み


 2012/13砂糖年度(7月〜翌6月)の生産は、12月にほぼ終了した。今年度の収穫面積は前年度からやや増加し、39万ヘクタール(前年度比4.9%増)と見込まれている。単収の下方修正を受け、さとうきび生産量の予測値は3040万トン(同8.7%増)と、前月から88万トン下方修正された。ただ、糖度が上昇したため、砂糖生産量は435万トン(粗糖換算、同15.3%増)と前月の予測から据え置かれている。

 2013/14年度の生産について、現段階での予測は難しいが、業界筋によれば作付面積の拡大が見込まれており、天候が平年並みとなれば増産になるとみられている。作付面積の拡大は、2010/11年度に洪水やサイクロン被害などを受けたほ場でさとうきび生産が再開されることが一因とされる。
 
【貿易・政策動向等】
輸出量は前年度から大幅増加の見通し


 2012/13年度の砂糖消費量は前年度からわずかに増加し、105万トン(粗糖換算、前年度比1.3%増)と予測されている。増産が見込まれることから、輸出量は334万トン(粗糖換算、同22.7%増)と、前年度から大幅増加の見通しとなっている。

 豪州の農薬・動物医薬品局(APVMA)は、さとうきび生産における除草剤ジウロンの使用量を制限することを決定した。生産者団体のケーングロワーズは今回の決定に対し、ジウロンの使用制限は雑草処理の費用を4倍に増加させ、生産者の負担が増大すると訴えている。

資料:LMC “Monthly Sugar Report, January 2013”
 

南アフリカ

 
【生産見通し】
砂糖生産量は前年度比8.3%増の見込み


 2012/13砂糖年度(4月〜翌3月)の生産は終了した。例年、さとうきびの収穫は12月下旬までに終了するが、今年度は季節外れの降雨により1月に入ってからも収穫作業が行われた。今年度のさとうきび収穫面積は前年度から変わらず、27万ヘクタールと予測されている。さとうきび生産量は、単収の下方修正を受け、前月予測を31万トン下回る1751万トン(同4.2%増)と見込まれている。これを受け、砂糖生産量は215万トン(粗糖換算、同8.3%増)と前月から5万トン下方修正された。今年度の砂糖生産は、当初は干ばつ被害を受けた前年度から大幅な増産が見込まれていたものの、収穫が進むにつれ生産量予測がたびたび下方修正され、前年度比の増加幅は縮小した。
 
【貿易・政策動向等】
輸出量は40万トンに増加の見通し


 2012/13年度の砂糖消費量は前年度からわずかに増加し、192万トン(粗糖換算、前年度比2.0%増)と見込まれている。生産量の下方修正を受け、輸出量は40万トン(粗糖換算、同52.5%増)と前月から5万トン引き下げられた。2012年11月における粗糖・白糖輸出量は前年同月比2.8倍の3万5000トンとなり、主要輸出先はインドネシア、ジンバブエ、モザンビークであった。

資料:LMC “Monthly Sugar Report, January 2013”
 
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:企画情報グループ)
Tel:03-3583-8713



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