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ブラジル地理統計院が2012年第3四半期の畜産データを公表(ブラジル)

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 ブラジル地理統計院(IBGE)は四半期毎にと畜頭数や生産量など、畜産に関するデータを公表しており、2012年第3四半期(7〜9月)のデータが12月13日に公表された。

牛肉:と畜頭数が過去最高を記録

 2012年第3四半期の牛のと畜頭数は、これまで最多だった2007年第1四半期の795万7000頭を超え、802万7000頭と過去最高となった。前年同期と比較しても10.2%増と大幅に増加している。これは、牛肉価格は鶏肉価格より高いものの、価格の上昇幅が鶏肉よりも緩やかであったことから相対的に割安感があることや、前年同期比12.2%増と牛肉輸出が好調なことが牛肉生産量の増加を後押ししたとみられる。
図1
表1
 ただし、12月に発表されたブラジルでのBSE初発生によるいくつかの国の輸入停止措置が2012年を通じて好調であったブラジル産牛肉輸出に水を差すこととなった。

 参考 ブラジルのBSE初発生に対する各国の対応(ブラジル)

豚肉:輸出が好調

 第3四半期の豚のと畜頭数は前年同期比7.4%増の943万3000頭となった。IBGEがデータの公表を始めた1997年以降、豚のと畜頭数は増加傾向を保って推移している。また、輸出量が同23.9%増の13万9152トンとなり、第2四半期と比べると9.6%増と好調である。 
図2
表2

鶏肉:北東部やマットグロッソ州での生産の伸びが顕著

 鶏の処理羽数は前年同期比0.7%増の13億4030万羽と、他の食肉とは逆に減少に転じている。主要生産州の処理羽数が減少に転じる傾向にある一方、北東部のピアウイ州(同45.5%増、196万4000羽)やバイア州(同16.0%増、2128万4000羽)、中西部のマットグロッソ州(同33.2%増、7422万6000羽)では処理羽数が大幅に増加している。
図3
表3
【岡 千晴 平成24年12月20日発】
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農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:国際調査グループ)
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