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FAO、2014年11月の世界食料価格指数を公表

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 国連食糧農業機関(FAO)が12月4日に発表した世界の食料価格指数(注)によると、2014年11月は、前年同月を13ポイント下回る192.6ポイントとなった(図1)。
図1

品目別では食肉、穀物などでさらに上昇

 FAOによると、食肉、穀物や野菜などが前月からわずかに増加したものの、乳製品、砂糖などの下落により、全体では前月をさらに下回る結果となった。
 同月の指数を品目別に見ると、食肉は、前月を0.4ポイント上回る210.4と8カ月間連続での上昇となった(図2)。主要食肉である牛肉や豚肉の価格高に加え、羊肉などの価格上昇が要因となっている。穀物は、北半球での小麦の生育不良懸念による相場高を受けて、前月から5.3ポイント増の183となった。油脂は、需要が堅調に推移する中で、世界的なひまわり油の減産見込みや、インドネシアやマレーシアでのパーム油の減産を受け、同1.2ポイント増の164.9となった。
 一方、砂糖は最も下げ幅が大きく、干ばつが発生していたブラジルなどで降雨に恵まれたことで減産懸念が緩和されたことから、前月から7.6ポイント下回る230となった。
図2
 また乳製品は、中国での輸入乳製品在庫増により輸入量の減少が見込まれることや、ロシアのEUや米国などに対する禁輸措置により世界的な乳製品需給が緩和傾向にあることで、同6.2ポイント下回る178.1と9カ月連続で下回っている(図3)。
図3
【山神尭基 平成26年12月12日発】
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