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米国、高病原性鳥インフルエンザ発生状況の更新(4月21日)(米国)

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 米国農務省動植物検疫局(USDA/APHIS)は、4月21日、米国における鳥インフルエンザの発生確認状況を更新した。
 4月20日の発生確認状況は以下のとおり。なお、本情報では、H5N2亜型高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)について記載する。
 
 ・アイオワ州:商業規模の養鶏農場でHPAIの発生が確認された。同農場は、380万羽の採卵鶏を飼養しており、同州の飼養羽数5956万羽(2015年2月)の6.4%を占めている。また、同州の2014年の鶏卵生産量は164億4900万個(全国シェア16.5%)と全国最大の鶏卵生産地域であることから、鶏卵の供給量への影響が懸念される。
 ・サウスダコタ州:3万3300羽を飼養する商業規模の七面鳥農場で発生を確認。
 ・ミネソタ州:30万1000羽を飼養する商業規模の七面鳥農場ほか2農場で発生を確認。

 なお、疾病対策センター(CDC)は、野鳥、裏庭養鶏場、商業規模の家禽農場におけるH5型のHPAIが人に感染するリスクは低いとしており、現在まで、このウイルスによる人への感染は報告されていない。
海外情報(HPAI)27.4.22
海外情報表(HPAI)27.4.22
【渡邊 陽介 平成27年4月22日発】
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:国際情報グループ)
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