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中国財務部が豚肉や乳製品等の一部の輸入税率を引き下げ(中国)

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 中国財務部は2019年12月18日に「2020年輸入暫定税率等の調整案」を発表し、2020年1月1日から、2019年に引き続き一部の乳製品の暫定税率を最恵国税率から引き下げるとともに、一部の豚肉について、新たに同様の措置を講ずることとした(表1)。
表1 2020年の輸入税率
 2019年の豚肉輸入量は、国内の豚肉供給不足を受け、前年比67.2%増の199万4189トンであった。牛肉や鶏肉についても、需要の高まりから輸入量は大幅に増加した(表2)。
 このような中、中国商務部は、2020年1月は、前年同月比190%増の64万トンの食肉(牛・羊・豚・家きん肉)が港湾に到着した旨公表した。また、国内の食肉供給を安定させるために輸入手続きを円滑化するとしている。
表2 主な食肉輸入量の推移
 乳製品についても需要は増加しており、2019年のチーズの輸入量は前年比6.1%増の11万4862トン、育児用調製粉乳は同7.0%増の35万6382トンとかなり増加した。一方、ホエイは同18.7%減の45万1188トンと大幅に減少した(表3)。輸入ホエイの約7割は家畜用飼料に仕向けられており、豚飼養頭数が減少したことなどによりホエイの需要量が減少したため輸入量が減少したと言われている。しかしながら、豚飼養頭数の回復の兆しが見えていることから、同年後半にはホエイの輸入量は回復している。
表3 主な乳製品輸入量の推移
 このように需要の増加や国内供給が不足する中、関税引き下げもあいまって、2020年は畜産物の輸入が拡大していくと考えられる。
【寺西 梨衣 令和2年2月6日発】
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:国際調査グループ)
Tel:03-3583-9534



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