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2021年度の農産物輸出額は過去最高の見通し(米国)

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 米国農務省(USDA)は2021年5月26日、四半期毎に更新している「Outlook for U.S. Agricultural Trade」を公表した。これによると、2021年度(2020年10月〜2021年9月)の米国の農産物輸出額は、前回(2月)の公表時から70億米ドル(7770億円:1米ドル=111円)増加し、過去最高となる1640億米ドル(18兆2040億円)(前年度比20.8%増)の見通しとなった。
 農産物輸出額の見通しが過去最高となった主な要因は、中国向けを中心とした多くの品目の記録的な輸出量の増加や、主要輸出品目である大豆やとうもろこしなどの価格上昇などが挙げられる。
 品目別に見ると、大豆は、中国からの需要増に加え、米国内の在庫ひっ迫に伴う価格上昇などにより289億米ドル(3兆2079億円)(同61.7%増)と大幅増加し、農産物輸出額全体の17.6%(同4.5ポイント増)を占めると見込まれている(図1)。とうもろこしは、米国内の記録的な生産量に加え、第二期作が不作と見込まれるブラジル産の代替需要による価格の上昇などにより172億米ドル(1兆9092億円)(同9.4%増)と見込まれている。牛肉は、中国、韓国向けの輸出単価の上昇および輸出量の増加などにより76億米ドル(8436億円)(同14.4%増)と見込まれている。豚肉は、米国内の生産量が減少するものの、好調な輸出需要を背景に72億米ドル(7992億円)(同7.1%増)と見込まれている。乳製品は、脱脂粉乳、ホエイなどの輸出単価の上昇および輸出量の増加により70億米ドル(7770億円)(同8.3%増)と見込まれている。
 輸出先別に見ると、中国向けが4年ぶりにトップとなり、大豆やとうもろこし、ナッツ類、牛肉、小麦、鶏肉の輸出が過去最高を更新すると見込まれている(図2)。このため、中国向けの農産物輸出額は350億米ドル(3兆8850億円)と全体の21.3%(同8.8ポイント増)を占め、次いでカナダ、メキシコ、日本、EU、韓国と続き、これら主要輸出先向けの輸出額はいずれも前年を上回ると見込まれている。
表
図1
図2
【河村 侑紀 令和3年6月7日発】
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:国際調査グループ)
Tel:03-3583-9805



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