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COVID−19対策の影響を受け、でん粉工場の操業が一時停止 (ベトナム)

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最終更新日:2021年8月16日

 ベトナム商工省は2021年8月3日、新型コロナウイルス感染症(COVID−19)の感染拡大や都市封鎖措置の影響により、同国第3位のキャッサバ生産地であるダクラク省(図)のタピオカでん粉工場の操業が停止され、キャッサバの収穫や出荷に影響が生じていることを公表した。
 現在、同国では第4波(2021年4月以降)とされるCOVID−19の感染拡大により累計感染者数が22万人を超える状況にある中、政府は同国有数の工業地帯である南部19省市で、厳格な都市封鎖措置を実施している。これにより、ダクラク省のタピオカでん粉工場を含むこれら南部の工場の一部では、従業員の感染のほか、従業員の通勤や入出荷の制約などを受け、操業を一時停止するなどの影響が出ている。これに対し政府は8月16日以降、国内の感染状況を見据え、都市封鎖措置の一部緩和を予定しているとしている。
表

2021年第2四半期の輸出動向

 ベトナム統計総局によると、2021年第2四半期のキャッサバおよびキャッサバ製品の輸出量は約62万トン、輸出額は2億5004万米ドル(275億440万円:1米ドル=110円)と、需要が減少した前年同期と比較して回復傾向にある。そのうち、最も輸出量が多いキャッサバ製品であるタピオカでん粉は、主に中国や日本などのアジア諸国に仕向けられ、輸出量は41万トン、輸出額は1億9454米ドル(213億9940円)であった。前年同期と比較すると、輸出量は7.7%減少したものの、輸出額は依然として高水準にあり11.5%の上昇となった。
 また、世界最大のキャッサバおよびキャッサバ製品の輸入国である中国は、ベトナムにとって最大の輸出先であり、同期の輸出総額の89.4%を占めている。中国はベトナムの他にも、タイやインドネシアなどからキャッサバ製品を輸入しており、2021年1〜5月の中国全体の輸入総額に占めるベトナム産のシェアは約14%となっている。
【荒川 侑子 令和3年8月16日発】
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:調査情報部)
Tel:03-3583-8609



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