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2021年6月末のフィードロット飼養頭数、過去2番目の高水準(豪州)

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 豪州フィードロット協会(ALFA)と豪州食肉家畜生産者事業団(MLA)は8月12日、四半期ごとに共同で実施している全国フィードロット飼養頭数調査の結果(2021年4〜6月期)を公表した。
 これによると、2021年6月末のフィードロット飼養頭数は前回調査(2021年3月末)を大幅に上回り、過去2番目に多い117万3652頭(前回比16.8%増、前年同期比16.2%増)となった(図1)。2018年3月末以降、14期連続で100万頭を上回っている。また、フィードロット収容可能頭数は、過去最高となった前回調査並みの144万8085頭(前回比0.2%減、前年同期比1.1%増)となった。
 この結果、前回調査で69%に落ち込んでいたフィードロットの稼働率は、4〜6月期の過去5年間平均稼働率77%を超える81%となった。今回の結果についてALFAは、フィードロットが、新型コロナウイルス感染症(COVID−19)の影響などを受けた不透明な市場環境下においても、サプライチェーンの求めに応じて牛肉を安定的に提供できることを表すものであるとしている。
図1 フィードロット飼養頭数と収容可能頭数の推移
 フィードロット飼養頭数を州別に見ると、全飼養頭数の過半数を占めるクイーンズランド州で前回調査比30.7%増と大幅に増加したことを筆頭に、西オーストラリア州以外の全州で増加した(表)。ALFAは、今期のクイーンズランド州での増頭の多くは、1万頭以上の収容可能頭数を持つフィードロットによるものとしている。
表 州別フィードロット飼養頭数
 2021年4〜6月期の穀物肥育牛と畜頭数は、前年同期と比較するとわずかに減少したものの、2期連続で増加し、67万5302頭(前年同期比3.0%減、前回比1.5%増)となった(図2)。
図2 穀物肥育牛と畜頭数の推移
 また、MLAによると、2021年4〜6月期の穀物肥育牛の輸出量は、COVID−19の影響によりかなり大きく減少した前期からはかなりの程度回復したものの、前年同期並みの回復には至らず、7万7757トン(前回比8.0%増、前年同期比1.7%減、船積重量ベース)となった。輸出先国別に見ると、前期に引き続き第1位が日本(3万1815トン、輸出量全体の40.9%)、第2位が韓国(1万6339トン、同21.0%)、第3位が中国(1万6105トン、同20.8%) となり、これら上位3ケ国で全体の約8割を占めている。
【阿南 小有里 令和3年8月30日発】
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:国際調査グループ)
Tel:03-3583-9530



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