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2022/23年度主要穀物の生産状況等の調査結果(第2回)を公表 (ブラジル)

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 ブラジル国家食糧供給公社(CONAB)は11月9日、2022/23年度第2回目となる主要穀物の生産状況等調査結果を公表した(表、図)。この調査は、春植えの夏期作物(大豆、第1期作トウモロコシなど)や秋植えの冬期作物(第2期作・第3期作トウモロコシ、小麦、大麦、ライ麦など)の生産予測を毎月公表するものである。

第1期作トウモロコシ生産量は南部の回復により前年比12.5%増の見込み

 2022/23年度トウモロコシ生産量は、前回より54万4200トン下方修正されたものの1億2639万7300トン(前年度比12.0%増)と前年度をかなり大きく上回り、CONABが統計を取り始めて以来、最大となった21/22年度の生産量を更新すると見込まれている。
 全生産量の4分の1弱を占める第1期作の生産量は、前回より53万8700トン下方修正されたものの2815万3300トン(同12.5%増)と前年度をかなり大きく上回ると見込まれている。これは、昨年度、ラニーニャ現象の影響で深刻な降水量不足に陥り作物に大きな被害が発生した南部のリオグランデドスル州やパラナ州などで生産量が回復するためである。ただし、作付面積は、南東部のサンパウロ州やミナスジェライス州などでトウモロコシから大豆などへ作付けの転換が進み今回下方修正されるなど、全体で同3.1%減と前年度をやや下回った。州別に見ると、最大の生産地である南部のリオグランデドスル州では作付面積の78%で播種が行われ、583万500トン(同101.0%増)と大幅な生産量の回復が見込まれている。なお、播種期には、害虫(ヨコバイ)による作物への影響が懸念されたが、生産者による防除などにより解消しつつある。
 また、全体の4分の3程度を占める第2期作の生産量は、9627万1200トン(同12.4%増)と前年度をかなり大きく上回ると見込まれている。一方、全体の2%程度を占める第3期作は、197万2500トン(同10.0%減)と前年度をかなりの程度下回ると見込まれている。

大豆作付面積は他作物からの転作が進み前年度比4.2%増の見込み

 2022/23年度の大豆生産量は、前回より118万6000トン上方修正され、1億5353万8200トン(前年度比22.3%増)と前年度を大幅に上回り、CONABが統計を取り始めて以来、最大となった20/21年度の記録を更新すると見込まれている。トウモロコシをはじめ他作物からの転作が進み作付面積が同4.2%増となることに加え、前年度、ラニーニャ現象の影響で深刻な降水量不足に陥り作物に大きな被害が発生した南部3州および中西部のマットグロッソドスル州などで単収が回復するためである。
 州別で見ると、最大の生産州である中西部のマットグロッソ州では、主に牧草地からの転作により作付面積が同5.9%増となった。播種作業は順調に進み、生育状況は、おおむね良好である。また、南部のパラナ州やサンタカタリーナ州では、長雨と低温の影響で生育に影響が見られる。
表
図
参考1
参考2
【井田 俊二 令和4年11月18日発】
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:国際調査グループ)
Tel:03-3583-9472



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