さらに同社は、25/26年会計年度(8月〜翌7月)第3四半期(2月〜4月)までの業績を公表し、継続事業の税引き後利益が10億7600万NZドル(1041億万円、前年同期比7.1%減)となったことを明らかにした。これについて同社は、旺盛な乳たんぱく需要を背景に販売実績は好調であったものの、原料コストの上昇が費用として計上された影響により、利益が縮小したとしている。
一方、1株当たりの配当金(注3)については、順調な乳製品生産を背景に、これまでに公表している0.50〜0.65NZドル(48〜63円)から0.60〜0.70NZドル(58〜68円)へ上方修正された。
(注3) 通常、フォンテラ社へ生乳を出荷する生産者は、生乳出荷実績に応じてフォンテラ社の株式を取得する(生乳の固形分3キログラムに対して最低1株)。このため、最終的に生産者に支払われる金額は、生産者支払乳価と配当金を合わせた金額となる。
また、同社は、25/26年度4月までの累計生乳集乳量(乳固形分ベース)については、良好な気象が牧草の生育に寄与したことで、148万9400トン(同4.0%増)とやや増加したと発表した。アレン最高経営責任者によると、25/26年度第3四半期(2〜4月)の出荷量は過去10年で最高となったとしている。