家きん肉(副産物、加工品を含む)の輸入量は、69.5万トン(同29.8%減)と前年を大幅に下回った。そのうち、生鮮・冷凍品と加工品の割合はそれぞれ88.3%、11.7%を占めている。
主な輸入品目のうち、もみじ(鶏の足)が29.5万トン(輸入量全体の42.4%)、冷凍手羽先が19.4万トン(同27.9%)とこれら2品目で輸入量の70.3%を占めた。また、主な輸入先はブラジル(全輸入量の41.9%)、ロシア(同22.7%)、タイ(同14.6%)および米国(同14.4%)であり、これら4カ国で9割超を占めた。
消費量は、所得の増加を背景に過去11年間で最高水準に達し、2778万トン(同4.2%増)と前年をやや上回った。また、1人当たり年間消費量は19.8キログラム(同4.2%増)となった。これは、政府の消費促進政策で消費者の外食消費が増加したことが大きい。
価格面では、年間平均鶏肉価格は1キログラム当たり22.75元(542円:1元=23.82
(注2)、同3.8%安)となった。同価格の推移を月別に見ると、同年1月の鶏肉価格は1キログラムあたり23.64元(563円)と年初から下落を続け、9月には22.53元(537円)、12月には同22.28元(531円)となった。
(注1)同国では、家きん肉生産量のうち約6割が鶏肉であるとされている。鶏肉の生産割合については『畜産の情報』2020年5月号「中国の肉用鶏産業の現状と鶏肉需給の見通し」(https://www.alic.go.jp/content/001177622.pdf)P.102をご参照ください。
(注2)三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社「月末・月中平均の為替相場」の2026年5月末TTS相場。