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2025/26年度主要穀物の生産状況等の調査結果(第11回)を公表(ブラジル)

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 ブラジル国家食糧供給公社(CONAB)は2026年8月13日、25/26年度(9月〜翌年8月に播種されるもの)第11回目となる主要穀物の生産状況等調査結果を公表した。この調査は、春植えの夏期作物(大豆、第1期作トウモロコシなど)や秋植えの冬期作物(第2期作・第3期作トウモロコシ、小麦、大麦、ライ麦など)の生産予測などを毎月公表するものである。

25/26年度トウモロコシ生産量はさらに上方修正、2期連続で過去最大を更新

 2025/26年度のトウモロコシ生産量は、前回調査(26年7月)から122万6000トン上方修正され、前年度をわずかに上回る1億4295万5000トン(前年度比1.3%増)と、2期連続で過去最大を更新すると見込まれる(表1、図1・2)。
表1 2025/26年度の主要穀物等の生産予測
図1 トウモロコシと大豆の生産量の推移
図2 2025/26年度の生産予測の推移
 内訳を見ると、全生産量の2割を占める第1期作の生産量は、前回から11万8000トン下方修正されたものの、前年度を大幅に上回る2948万6000トン(同18.2%増)と見込まれる。全国的に生育期間中の気象条件が良好であったことから、単収も第1期作としては過去最高となる見込みである。なお、収穫は、8月上旬時点で作付面積全体のほぼすべてで完了している。
 また、全生産量の8割弱を占める第2期作の生産量は、前回から160万1000トン上方修正され、1億1103万1000トン(同1.9%減)と見込まれる。最大の生産州であるマットグロッソ州を含め、全国的に好天に恵まれたことで収穫作業が進み、8月上旬時点で作付面積全体の78.2%で収穫が完了している。こうした作業の進展に伴い、同州などでは単収が上方修正された。一方で、同州に次ぐ主要生産州であるパラナ州やマットグロッソ・ド・スル州では、低温と降雨が重なり作物の生育が遅れたため、収穫作業に遅延が生じている。
 25/26年度のトウモロコシの需給を見ると、期末在庫は、生産量の上方修正を受けて、前回から107万4000トン引き上げられ、前年度を大幅に上回る1558万2000トン(同25.0%増)と見込まれる(表2)。
表2 ブラジルのトウモロコシ需給動向

25/26年度大豆生産量は下方修正ながら、2期連続で過去最大を更新

 2025/26年度の大豆生産量は、作付面積の減少見込みにより、前回調査から10万5000トン下方修正されたものの、前年度をやや上回る1億8046万4000トン(前年度比5.2%増)と、2期連続で過去最大の見込みとなっている(表1、図1・2)。なお、今期の収穫作業は6月に完了しており、現在は大半の州で休耕期間となっている。
 25/26年度の大豆需給を見ると、輸出量は、生産量の下方修正を受けて、前回から6万7000トン引き下げられ、1億1624万トン(同7.4%増)の見込みとなった(表3)。また、加工量は、ディーゼル燃料に対するバイオディーゼル混合率を15%から16%に引き上げる措置が延期されていることを踏まえ、前回から43万5000トン引き下げられ、6213万8000トン(同7.3%増)の見込みとなった。この結果、期末在庫は40万トン引き上げられたが、なお前年度をかなりの程度下回り、919万3000トン(同7.8%減)にとどまる見込みである。
表3 ブラジルの大豆需給動向
【調査情報部 令和8年8月24日発】
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:国際調査グループ)
Tel:03-3583-9532