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2021年3月末のフィードロット飼養頭数、13期連続で100万頭を上回る(豪州)

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 豪州フィードロット協会(ALFA)と豪州食肉家畜生産者事業団(MLA)は5月14日、四半期ごとに共同で実施している全国フィードロット飼養頭数調査の結果(2021年1~3月期)を公表した。
 2021年3月末のフィードロット飼養頭数は、前回調査(2020年12月末)をやや下回る100万5035頭(前回比4.1%減、前年同期比7.6%減)となったものの、2018年3月末以降、13期連続で100万頭を上回った(図1)。減少要因としてALFAは、もと牛価格の高騰や穀物価格の高止まりによりフィードロットの収益が圧迫されたことが、今期の飼養頭数に影響を与えているとしている。また、フィードロット収容可能頭数は、12月末からわずかに増加し、過去最高の145万482頭(前年同期比3.8%増、前回比0.4%増)となった。この動きについてALFAは、フィードロットに対する信頼の高さを裏付けるものであるとしている。この結果、フィードロットの稼働率は、過去5年間の平均稼働率8割をかなり下回る69.3%となった。
図1_飼養頭数・収容可能頭数
 フィードロット飼養頭数を州別に見ると、西オーストラリア州では2期連続で大幅に増加(前回比22.6%増、1万480頭増)したものの、飼養頭数全体の5割以上を占めるクイーンズランド州で前回比7.9%減(4万6516頭減)とかなりの程度減少したため、豪州全体では4万3271頭(前回比4.1%減)の減少となった(表)。
表_州別飼養頭数
 今期の穀物肥育牛と畜頭数は、66万5536頭と過去最高を記録した前年同期に比べ22.9%減と大幅に減少したものの、前回調査との比較に注目すると、1年ぶりに前回調査を上回った(前回比2.5%増、図2)。この状況に対しMLAは、豪州では牛群再構築の傾向が続くなか、豪州産牛肉の継続的な供給を支えるうえで、穀物肥育牛が果たす役割は大きいと評している。
図2_と畜頭数
 また、MLAが5月20日に公表したレポートによると、2021年1~3月期の穀物肥育牛の輸出量は、新型コロナウイルス感染症の影響により、輸出量の8割以上を占める上位3か国への輸出が軒並み減少したことなどを受け、7万968トン(前年同期比8.5%減、前回比14%減、船積数量ベース)となった。主要輸出先国別では、最大の輸出先国である日本向けが2万7804トン(前回比23%減)と大幅に減少したほか、韓国向けは同16%減となる1万5939トン、中国向けは同2.6%減の1万5269トンとなっている。
【阿南 小有里 5月26日発】
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:国際調査グループ)
Tel:03-3583-9530



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