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2011年産の米国カリフォルニア州野菜生産の概要等

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最終更新日:2012年2月6日

1 2011年産野菜生産の概要

 カリフォルニア州は、米国における野菜の主産地で全米の収穫面積の44%、生産量の50%、生産額の50%を占めており、2011年産の生鮮および生鮮・加工兼用(マッシュルームを除く。)野菜の生産量は、前年を1%下回る989万トンであった。<br><br> 生産額が増加した野菜は、アーティチョーク、生鮮にんじん、カリフラワー、セルリー(セロリ)(以下、「セルリー」という)、スイートコーン、きゅうり、にんにく、玉レタス、ロメインレタス、カンタロープメロン、ハネデューメロン、すいか、ピーマン、とうがらし、トマトである。<br> 一方、生産額が減少した野菜は、アスパラガス、いんげん豆・さや豆、ブロッコリー、キャベツ、リーフレタス、春たまねぎ、夏たまねぎ(貯蔵用・非貯蔵用)、かぼちゃ、ほうれんそう(生鮮・加工用)、その他のかぼちゃである。<br>
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上図(表1 カリフォルニア州における野菜の生産状況等)の拡大図

注1)ことわりがない限り、生鮮野菜のデータである。
注2)生鮮野菜の価格は初売時の価格である。加工用野菜および生鮮・加工兼用野菜の加工用途向け価格は工場渡し価格である。
注3)生鮮および加工用
注4)夏たまねぎ(貯蔵用)は、乾燥用およびその他加工用が中心である。

2 カリフォルニア州加工用トマト

 2011年におけるカリフォルニア州の加工用トマトの生産量は、前年比3%減の1083万トンであった。
 また、収穫面積は同7%減の101,171ヘクタール、単収は同5%増の1ヘクタール当たり107.03トンであった。
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【中野 貴史 平成24年2月6日発】
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農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:国際調査グループ)
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