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野菜業務部交付業務課の先輩

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最終更新日:2023年3月1日

現在の業務内容を教えてください。

〜日本の食卓を支える業務〜

 私の部署では、野菜に関する仕事をしています。野菜は常に食卓に上る身近な作物かと思います。そんな私たちの生活と密接に関係した野菜の生産者の経営が安定し、消費者へ安定的に供給されるための事業を私たちの部署では行っています。
 具体的には、消費量の多い14品目の野菜(指定野菜)の価格が著しく下がった際、生産者、道府県、国が積み立てた資金を財源として、生産者に補給金を交付する事業です。主な業務は、指定野菜の市場取引データを精査・集計して平均販売価額を算出し、補給金を滞りなく交付することです。データ量が多いので、各課員で協力しつつ、1人1人が責任を持って自分の担当の道府県の関係団体と二人三脚で毎月の業務を行っています。
 私が所属している交付業務課では補給金を交付する業務を行っていますが、事業への登録や申込は他の課が行っており、野菜業務部全体で1つの事業を回しているので、部内の協力も必須です。また、実際に現地の関係団体や生産者のもとに足を運んで現場の状況を調査するなど、様々な人と協力して仕事をしています。

担当する制度概要はこちら↓

ズバリ!入構を決めた理由とは?

〜農業に携わる仕事がしたくて〜

 私は、大学で生命科学や畜産など生物に関わることを幅広く学んでいました。学生時代には、畜産農家に実習に行くこともあり、将来は農家の助けになる仕事がしたいと漠然と考えていたところ、就職活動中にalicを知りました。alicでは畜産だけではなく、野菜や特産など様々な農業に関わることができる点に魅力を感じ入構を決めました。
 入構前は、補助事業と聞いても馴染みがなく漠然と生産者を助ける事業だと考えていましたが、今は日本の農業を支える重要な仕事に携わらせてもらっていると日々実感しています。業務に関わる方は生産者のみだと思っていましたが、実際は行政機関や関係団体、製造事業者など幅広く、様々な立場の方と話す機会があり、とても勉強になります。
 また、alicでは調査情報部という部署があり、国内外の様々なところに調査へ赴き、情報誌やセミナーを通して農業に関する情報提供を行っています。世界の農業について知ることができ、それを多くの人に提供できることに魅力を感じたことも私が入構を決めたきっかけの1つです。alicに入構したことで当たり前に思っていた食品のことも今ではより深く関心を寄せるようになり、自分の仕事が日本の食の一端を担っていると思うと感慨深いです。

alicの「いいところ」、教えてください!

申請書のチェック
〜幅広い分野の仕事や研修を通して貴重な経験を積むことができる〜

 alicでは、畜産・野菜・特産と主に3種類の農業に関わる業務を行っています。農業の種類によって部署も分かれていますが、所属する部署によって業務は様々です。生産者からの申請を受けて補助金を交付する単純な仕事をイメージする方もいるかと思いますが、申請書の確認だけではなく、調査等で全国に出張したりもします。また、生産者だけではなく、県庁や農協、協会、製造事業者など様々な立場の人と関わることから、視野が広がり学ぶことが多いです。多くの人と関わることから時には調整が難しいこともありますが、関係者全員で日本の農業を支えているやりがいや達成感を感じます。また、統計研修や現場の仕事を体験する研修など、業務に合った様々な研修もあります。
 それぞれの部署によって業務の違いも大きく、関わる方々も違うのでさまざまな経験を積むチャンスがあります。私も畜産・特産・野菜と3つの部署を異動しましたが、同じ組織でも独自の歴史と文化があり、毎日が勉強です。戸惑うことも多いですが、部署が違っても皆さん優しく困っていると助けてくれる人ばかりなので、安心して業務に励むことができます。

「学生時代に打ち込んだこと」、教えてください!

〜人生最後の学生生活を悔いなく過ごす〜

 私は高校生のときから、大学は人生最後の学生生活だから絶対に後悔しないように過ごそうと心に決めていました。そのため、様々な資格を取ったり、牧場や動物園に実習に行ったり、泊まり込みで研究をしたり、サークル活動やアルバイトなど、やりたいと思ったことは躊躇せずに積極的にチャレンジしてきました。その分、とても忙しく大変なことも多かったですが、やりきったと思える充実した学生生活を送ることができました。また、学生生活でいろいろな経験をし、様々な業界の人とお話できたことで自分が将来どのような仕事をしたいかも見つけることができました。長期の休みは今でも羨ましいですが、大学時代を悔いなく過ごしたことで、卒業した現在も仕事及びプライベートともに充実した毎日を過ごすことができています。

私のマストアイテム!

三種の神器
〜仕事のおとも〜

 私の職場での3種の神器は、「マグカップ」と「電卓」と「30cm定規」です。
 alicは、どこのフロアも電気ポットと冷蔵庫が完備されているので、暖かい飲み物も冷たい飲み物もいつでも飲むことができます。業務中の水分補給やお昼ご飯のとき、ちょっとしたおやつを食べるときなどマグカップがあるととても便利です。
 私は、入構当初に仕事用として購入したムーミンのマグカップをずっと使っていますが、先日蓋についていたニョロニョロが外れてしまいちょっとショックでした。電卓は、alicあるあるかもしれませんが、どこの部署でも必須のアイテムです。alicの業務は数字を扱うことが多く、しかも桁数も大きいので、12桁まで計算できる電卓をほぼ全ての職員が持っているのではないかと思います。最後に30cm定規ですが、こちらもいろいろな書類をチェックする上で欠かせません。細かい数字やチェックする項目も多いので、見落とし防止にとても役に立ちます。交付金額など間違えが許されない仕事なので、ミスを無くすために重宝しています。

就活生へのメッセージ&アドバイスをお願いします!

〜自分にあった進め方を見つける〜

 就職活動中は、初めて体験することばかりで大変なことが多いと思います。私も研究と就職活動で忙しく時間に追われ疲れているところに、不採用の通知がくると焦るとともにとても落ち込んでいました。そんなときに私が心がけていたことは、「休んでもいいけど、投げ出したりしない」です。私は、焦ったり疲れが溜まるとすぐ周りが見えなくなるので、悩んだときや疲れたときは無理せず休憩することを大事にしていました。そうすることで、自分のペースを取り戻しやすく、落ち着いて考えることで視野を広く保つことができました。実際、就職活動を始めた当初の頃はalicの存在は知りませんでした。しかし、就職活動で行き詰まったときに、立ち止まって自分の将来を考え直したことで、選択の幅を広げalicを見つけることができました。また、自分の中でルールを決めてしまったことで休みやすくなりました。
 就活生の皆さんもにたくさん考えて、自分にあった方法で素敵な就職先を見つけてほしいと思います。悩んで苦労して就職を決めた会社は、働き始めても頑張れること場面がたくさん出てくると思います。いつか皆さんと働けることを楽しみにしております。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 総務部 (担当:人事課)
Tel:03-3583-9297  Fax:03-3582-3397