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海外の需給動向【飼料/米国】  畜産の情報 2018年11月号

2018/19年度の単収を下方修正も、輸出量は記録的高水準が続く見込み

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  米国農務省世界農業観測ボード(USDA/WAOB)は10月11日、2018/19年度(9月〜翌8月)の米国の主要農作物需給見通しを公表した。このうち、米国のトウモロコシ需給見通しは、次の通りである。
 生産量は、単収が前月予測から下方修正されたものの、依然として前年度をわずかに上回ることから、前年度比1.2%増の147億7800万ブッシェル(3億7536万トン(注))と見込まれている(表21)。
 消費量は、飼料等向けが前月予測から下方修正されたものの、同2.6%増の126億8000万ブッシェル(3億2207万トン)と見込まれている。
 輸出量は、記録的な水準となった前年度を1.5%上回る24億7500万ブッシェル(6287万トン)と見込まれている。
 これらのことから、期末在庫は前年度を15.3%下回る18億1300万ブッシェル(4605万トン)と見込まれている。
 また、生産者平均販売価格は、1ブッシェル当たり3.00〜4.00米ドル(1キログラム当たり13.6〜18.1円:1米ドル=115円)と見込まれている。
(注) 1ブッシェルを25.4キログラムとしてALICが換算。
 
 
表21 米国のトウモロコシ需給見通し

(調査情報部 渡辺 陽介、野田 圭介)
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