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国内の畜産物の需給動向【牛肉】  畜産の情報 2019年5月号

牛肉生産量、前年同月よりもわずかに増加

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 平成312月の牛肉需給を見ると、生産量は24875トン(前年同月比1.4%増)と前年同月をわずかに上回った。品種別では、乳用種が7185トン(同0.1%減)と前年同月並みとなったものの、和牛が1671トン(同2.9%増)、交雑種は6704トン(同0.4%増)といずれも前年同月をわずかに上回った。
 輸入量は、4106トン(同7.8%増)と前年同月をかなりの程度上回った。このうち、冷蔵品が前年同月をやや下回る18975トン(同4.7%減)となった一方で、冷凍品は、前年同月の輸入量が関税の緊急措置が3月で終了することを見越した通関保留により少なかったことから、21102トン(同22.4%増)と前年同月を大幅に上回った。
 推定出回り量は、前年同月をわずかに上回る64721トン(同0.7%増)となり、推定期末在庫は122055トン(同17.3%増)と前年同月を大幅に上回った(農林水産省「食肉流通統計」、財務省「貿易統計」、農畜産業振興機構調べ)。

牛肉の購入数量、増加傾向で推移

 総務省の「家計調査報告」によると、30年度の牛肉購入数量は5月、8月を除き前年同月を上回って推移するなど好調に推移している一方、購入単価は12カ月連続で前年同月を下回って推移している。これは、テーブルミートとして供される輸入冷蔵品の購入量の増加によるものと考えられる(図1)。

(畜産振興部 河村 侑紀)