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海外の需給動向【飼料穀物/ブラジル】  畜産の情報 2019年5月号

第1期作は干ばつの影響が懸念されるも、第2期作は大幅増の見込み

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 ブラジル国家食糧供給公社(CONAB)は3月12日、2018/19年度(10月〜翌9月)主要穀物の生産状況等調査結果を公表した。これは、春植えの夏期作物(大豆、第1期作トウモロコシなど)と、秋植えの冬期作物(第2期作トウモロコシ、小麦、大麦、ライ麦など)の生産予測等を毎月公表するものである。このうち、ブラジルのトウモロコシ需給見通しは、次の通りである。
 生産量は、作付面積、単収がともに前年を上回ることから、前年度比15.0%増の9280万7500トンと見込まれている。このうち、第1期作トウモロコシをみると、前年度第2位の生産州であったリオグランデドスル州では、良好な天候を背景に前年度比18.1%増となり、最大生産州となることが見込まれている一方、前年度最大生産州であったミナスジェライス州では、大豆への作付けのシフトに加え、2018年末に発生した干ばつの影響で単収が減少しているため、同11.8%減となり、第2位になることが見込まれている。その結果、全体では同2.2%減の2621万800トンと見込まれている。一方、第2期作は、前年度の干ばつからの回復が予想されていることから、同23.6%増の6659万6600トンと見込まれている(表16)。
 
 
 なお、消費量は同4.4%増の6250万トン、輸出量は同25.2%増の3100万トンと見込まれている。この結果、期末在庫量は同1.3%減の1413万トンと見込まれている(表17)。
 


 
 

(調査情報部 佐藤 宏樹)