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国内の畜産物の需給動向【牛肉】 畜産の情報2019年6月号

31年3月の牛肉生産量、和牛が増加

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1 平成31年3月の牛肉需給をみると、生産量は、2万6378トン(前年同月比0.1%減)と前年同月並みとなった。品種別では、和牛は1万1633トン(同2.7%増)と前年同月をわずかに上回った一方、交雑種は6999トン(同1.3%減)と前年同月をわずかに下回り、乳用種は7417トン(同3.1%減)と14カ月連続で前年同月を下回った。
  なお、過去5年平均と比べると、わずかに下回る結果(1.5%減)となった。

2 3月の輸入量は、冷蔵品は2万2378トン(同0.2%増)と前年同月並みとなり、冷凍品は、4月にTPP11が2年目の税率に引き下がることなどを見越して輸入業者が3月分の通関を先送りしたことにより、1万6794トン(同25.0%減)と前年同月を大幅に下回ったことから、全体では3万9248トン(12.5%減)と前年同月をかなり大きく下回った。
  なお、過去5年平均と比べると、冷蔵品はこれを大幅に上回り(17.7%増)、冷凍品は大幅に下回る  (17.0%減)結果となった。

3 3月の推定期末在庫は、前月から減少したが、11万5940トン(同18.8%増)と9カ月連続で前年同月  を上回り(図1)、推定出回り量は、前年同月をかなりの程度下回る7万1357トン(同7.8%減)となった(農林水産省「食肉流通統計」、財務省「貿易統計」、農畜産業振興機構調べ)。
 

30年度牛肉生産量、和牛、交雑種が増加

  平成30年度の生産量は、33万2856トン(前年度比1.0%増)と前年度をわずかに上回った。品種別で は、和牛は14万9184トン(同2.9%増)、交雑種は8万8730トン(同2.2%増)といずれも前年度をわず かに上回った。一方、乳用種は9万916トン(同3.1%減)と7年連続で前年度を下回った(表1)。
 
 
30年度牛肉輸入量、前年度比8.4%増

  平成30年度の輸入量は、近年の国内の好景気などを背景に、焼肉やハンバーガーなどの外食産業など を中心に牛肉の需要が拡大していることから、61万9686トン(前年度比8.4%増)と前年度をかなりの 程度上回った。このうち、冷蔵品は27万8741トン(同3.3%増)と前年度をやや上回った。冷凍品は、 34万422トン(同13.0%増)と前年度をかなり大きく上回った。


30年度推定出回り量、国産品、輸入品ともに増加

  平成30年度の推定出回り量は、好調な需要を背景に、国産品は32万9819トン(前年度比0.6%増)と わずかに、輸入品は60万550トン(同4.3%増)とやや、いずれも前年度を上回った。この結果、全体で は、93万370トン(同2.9%増)と3年連続で前年度を上回った。
  なお、合計に占める国産品の割合は35.5%(同0.8ポイント減)と4年連続で前年度を下回った。
 
(畜産振興部 河村 侑紀)
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部  (担当:企画情報グループ)
Tel:03-3583-4398  Fax:03-3584-1246



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