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海外の需給動向【飼料穀物/ブラジル】  畜産の情報 2020年8月号

2019/20年度主要穀物の生産状況等の調査結果(第9回)を公表

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 ブラジル国家食糧供給公社(CONAB)は6月9日、2019/20年度(10月〜翌9月)第9回となる主要穀物の生産状況等調査結果の要約版を、同15日に州ごとの細かい分析を加えた完全版を公表した(表16、図23、図24)。当該調査は、春植えの夏期作物(大豆、第1作トウモロコシなど)や秋植えの冬期作物(第2作・第3作トウモロコシ、小麦、大麦、ライ麦など)の生産予測を毎月公表するものである。なお、今回の調査結果において、新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)に伴う影響についての特段の記述はなかった。
 






 

 トウモロコシは下方修正されたものの、過去最高を更新する見通し
 トウモロコシの生産量は、作付面積および単収の下方修正により、前回公表よりも下方修正された。しかしながら、依然として1億トンを超えており、過去最高を更新する見通しとなった。作付期間別に見ると、第1作トウモロコシの生産量は、南部のリオグランデドスル州を中心に発生した干ばつの影響により、前年をわずかに下回る見込みとなった。なお、第1作トウモロコシの収穫はほとんどの地域で完了している。一方、第2作トウモロコシの生産量は、作付面積が前年と比べてかなりの程度増加する見込みとなっているものの、単収がやや下回ると見込まれることから、前年をわずかに上回る見通しとなった。最大生産州である中西部のマットグロッソ州では作付面積がかなり大きく増加する見通しであるものの、一部の地域での降雨不足により前回公表に比べて単収が下方修正された。

大豆は前回公表からほぼ変動はなく、過去最高を更新する見通し
 大豆の生産量は、前回公表と比べてほとんど変動はなく、過去最高を更新する見通しとなった。トウモロコシと同様、南部のリオグランデドスル州では大幅に生産量が減少する見込みとなったものの、その他の主要生産州では良好な天候により前年を上回る見通しとなった。また、最大生産州である中西部のマットグロッソ州でも同様に、生産量は前年をかなりの程度上回る見込みとなった。なお、ほとんどの地域で収穫は完了している。

(参考) 海外情報「2019/20年度主要穀物の生産状況等の調査結果(第8回)を公表(ブラジル)」(https://www.alic.go.jp/chosa-c/joho01_002698.html
 




(調査情報部 山口 真功(現畜産経営対策部))

 




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