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国内の需給動向【年代別・分類別肉類消費の動向】 畜産の情報 2021年3月号

年代別・分類別肉類消費の動向

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 厚生労働省が公表した令和元年「国民健康・栄養調査」の結果によると、元年のたんぱく質摂取量(総数、平均値)は1人1日当たり71.4グラムとなり、そのうち動物性たんぱく質摂取量は同40.1グラムと56%を占めている。
 主な動物性たんぱく質の供給源である肉類と魚介類の摂取量(総数、平均値)を見ると、魚介類が減少傾向で推移しているのに対し肉類は増加傾向で推移しており、元年は、魚介類は同64.1グラム、肉類は同103.0グラムとなった(図15)。また、これらの摂取量の差は年々拡大していることが分かる。

 
肉類摂取量、10年間で24.2%増加
 日本国内では、人口減少や少子高齢化が進む中、訪日外国人の増加に伴うインバウンド需要に加え、焼き肉や牛丼、ハンバーガーなどの外食を中心とした肉類の消費量の拡大による1人当たりの食肉消費量の増加が、食肉全体の消費量を押し上げている。
 令和元年の肉類摂取量(総数、平均値)は、前述の通り1人1日当たり103.0グラムと、前年より1.5グラム減少した。摂取量が最も多いのは「15〜19歳」で同168.3グラムと、前年より3.2グラム増加した(図16)。


 
 10年前の平成21年と比較すると、いずれの年齢階級も増加し、全体では21年比24.2%増となった。10年前から変更されていない階級区分の中で最も増加率が大きいのは「60〜69歳」で同38.6%増となった。また、21年の「70歳以上」は同48.3グラムであるのに対し、階級区分が細分化された令和元年の「70〜79歳」は同81.5グラム、「80歳以上」は同66.5グラムといずれの階級も21年の「70歳以上」を大きく上回っており、今後も高年齢層の伸びが注目される。
 摂取量を男女別に見ると、令和元年は、男性が同118.4グラム(21年比23.5%増)、女性が同89.2グラム(同24.4%増)となっており、増加率に男女差は見られない。
 分類別摂取量を見ると、最も多く消費されているのは豚肉であり、元年は同40.5グラムと、肉類全体に占めるシェアは39%となった(図17)。次いで、鶏肉は同32.2グラム(シェア31%)、牛肉は同15.2グラム(同15%)、ハム・ソーセージ類は同13.4グラム(同13%)となっている。いずれの品目についても、摂取量が最も多いのは「15〜19歳」となっている(図18)。
 


 
 令和元年と平成23年の摂取量を比較すると、最も増加率が大きいのは鶏肉で23年比40.0%増となった。これは、消費者の低価格志向や健康志向の高まりなどによるものとみられる。次いで豚肉が同27.0%増、牛肉が同8.6%増、ハム・ソーセージ類が同2.3%増となった。
 なお、当該調査は、普通の摂取状態にある任意の1日(調査年11月中)を調査対象としており、年間を通しての総合的な摂取量とは異なる可能性がある。

(畜産振興部 前田 絵梨)



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