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海外の需給動向【飼料穀物/米国】 畜産の情報  2021年6月号

2020/21年度の米国トウモロコシ期末在庫率、10%割れの低水準

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 2021年4月9日、USDA/WAOBは、2020/21年度(9月〜翌8月)の米国の主要農作物需給予測値を更新した。このうち、米国のトウモロコシ需給見通しは、次の通りである(表17)。
 国内生産量は1月以降変更がなく、141億8200万ブッシェル(3億6024万トン(注)、前年度比4.1%増、前月同)と予測された。
 国内消費量は、食品・種子・その他工業向け(エタノール向けを含む)が前年度比1.8%増と上方修正され、全体では121億ブッシェル(3億735万トン、同0.7%減、前月比0.6%増)と予測された。
 輸出量は、中国向けの輸出量増加などが見込まれることから、26億7500万ブッシェル(6795万トン、同50.4%増、同2.9%増)へわずかに上方修正され、記録的な輸出量になることを見込んでいる。
 期末在庫は、国内消費量が上方修正されたことから、13億5200万ブッシェル(3434万トン、同29.5%減、同10.0%減)と予測された。その結果、期末在庫率(総消費量に対する期末在庫量)は9.2%(同4.5ポイント減、同1.1ポイント減)と予測され、干ばつの影響により生産量が大幅に減少したことで期末在庫率が1桁まで低下した2013/14年度(期末在庫率9.2%)以来の低水準となる見通しである。
 また、生産者平均販売価格も前月と変わらず、1ブッシェル当たり4.30米ドル(473円。1キログラム当たり18.6円:1米ドル=110円)と予測された。

(注)1ブッシェルを約25.401キログラムとして農畜産業振興機構が換算。

 
(調査情報部 水野 崇)