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国内需給動向【牛肉】 畜産の情報 2022年8月号

4年5月の牛肉生産量、前年同月比5.1%増

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1 令和4年5月の牛肉生産量は、2万6751トン(前年同月比5.1%増)と前年同月をやや上回った(図1)。品種別では、和牛は1万2421トン(同4.2%増)とやや、交雑種は7097トン(同11.0%増)とかなり大きく、乳用種は6787トン(同1.0%増)とわずかに、いずれも前年同月を上回った。
 なお、過去5カ年の5月の平均生産量との比較でも、4.3%増とやや上回る結果となった。


 
2 5月の輸入量は、冷蔵品は、北米において引き続き高水準となっている現地価格や物流の混乱などの影響により、2万487トン(同9.2%減)と前年同月をかなりの程度下回った(図2)。また、冷凍品も、米国産および豪州産の現地価格が高水準を維持していることなどにより、2万5252トン(同6.7%減)と前年同月をかなりの程度下回った(図3)。この結果、全体では4万5739トン(同7.8%減)と前年同月をかなりの程度下回った。
 なお、過去5カ年の5月の平均輸入量との比較でも、冷蔵品は9.9%減とかなりの程度、冷凍品は12.9%減とかなり大きくいずれも前年同月を下回る結果となった。
 



 
3 5月の牛肉の家計消費量(全国1人当たり)は190グラム(同6.7%減)と前年同月をかなりの程度下回った(総務省「家計調査」)。
 なお、過去5カ年の5月の平均消費量との比較でも、5.1%減とやや下回る結果となった。
 一方、外食産業全体の売上高(同20.4%増)は、今年は3年ぶりに行動制限のないゴールデンウィークとなり、家族客を中心に商業施設などへの客足が回復したことから前年同月を大幅に上回った(一般社団法人日本フードサービス協会「外食産業市場動向調査」)。このうち、食肉の取り扱いが多いとされる業態では、ハンバーガー店を含むファーストフードの洋風は、期間限定商品が好調だったことなどから、同1.8%増と前年同月をわずかに上回った。また、牛丼店を含むファーストフードの和風は、昨年の価格改定による単価上昇や新商品が好調だったことから、同7.9%増と前年同月をかなりの程度上回った。ファミリーレストランの焼き肉は、連休の集客が好調だったことから、同59.6%増と前年同月を大幅に上回った。

4 5月の推定期末在庫は、13万844トン(同6.2%増)と前年同月をかなりの程度上回った(図4)。このうち、輸入品は11万8313トン(同7.2%増)と前年同月をかなりの程度上回った。
 推定出回り量は、6万7166トン(同2.5%減)と前年同月をわずかに下回った(図5)。このうち、国産品は2万5512トン(同2.7%増)とわずかに上回った一方、輸入品は4万1654トン(同5.5%減)とやや下回った。

  


 
 (畜産振興部 大内田 一弘)