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飼料穀物【米国/トウモロコシ】 畜産の情報 2022年8月号

2022/23年度の米国トウモロコシ、在庫率は9%台の見込み

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 USDA/WAOBは2022年6月10日、2022/23年度(9月〜翌8月)の米国のトウモロコシ需給見通しを更新した(表)。
 生産量は、144億6000万ブッシェル(3億6730万トン(注1)、前年度比4.3%減)と前月から据え置かれ、前年度からやや減少すると見込まれている。
 消費量は、121億7000万ブッシェル(3億913万トン、同2.2%減)と前月から500万ブッシェル(13万トン)上方修正されたが、前年度からわずかな減少が見込まれている。用途別では、食品、種子、その他工業向けがいずれも上方修正された。一方で、異性化糖向けは、グルコース、デキストロースおよびでん粉用向けの増加の影響を受けて減少が見込まれている。
 輸出量は、24億ブッシェル(6096万トン、同2.0%減)と前月から据え置かれ、前年度からわずかに減少すると見込まれている。
この結果、期末在庫は、21/22年度の輸出量の下方修正を受けた22/23年度の期首在庫の上方修正により、14億ブッシェル(3555万トン、同5.7%減)と前月から4000万ブッシェル(102万トン)上方修正されたが、前年度をやや下回ると見込まれている。
 また期末在庫率(総消費量に対する期末在庫量)は9.6%(同0.4ポイント減)と、依然として10%を割り込んでいる。
 生産者平均販売価格は、同13.4%高の1ブッシェル当たり6.75米ドル(929円。1キログラム当たり36.6円:1米ドル=137.68円(注2))と前月から据え置かれたが、前年度からかなり大きく上昇し、12/13年度に記録した同6.89米ドル以来の高値が予測されている。

(注1) 1ブッシェルを約25.401キログラムとして農畜産業振興機構が換算。
(注2) 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社「月末・月中平均の為替相場」の2022年6月末TTS相場。

(調査情報部 針ヶ谷 敦子)