生産量
令和7年6月の豚肉生産量は、6万8598トン(前年同月比3.5%増)と前年同月をやや上回った(図1)。
なお、過去5カ年の6月の平均生産量との比較では、4.6%減とやや下回る結果となった。
輸入量
6月の輸入量について、冷蔵品は、米国産の現地相場が上昇する中、価格優位性が生じたカナダ産が増加したことや、入船遅れにより前月分のメキシコ産の通関がずれ込んだことなどから、3万2020トン(前年同月比6.0%増)と前年同月をかなりの程度上回った(図2)。冷凍品は、価格優位性のあるブラジル産が増加したことや、現地相場の軟化などを背景にスペイン産が増加したことなどから、5万1702トン(同0.6%増)と前年同月をわずかに上回った(図3)。この結果、輸入量の合計(注1)でも、8万3731トン(同2.5%増)と前年同月をわずかに上回った。
なお、過去5カ年の6月の平均輸入量との比較では、冷蔵品は2.4%減とわずかに下回った一方、冷凍品は6.4%増とかなりの程度上回る結果となった。
(注1) 輸入量の合計は、くず肉を含む。
家計消費量
6月の豚肉の家計消費量(全国1人当たり)(注2)は、632グラム(前年同月比0.9%増)と前年同月をわずかに上回る結果となった(総務省「家計調査」)。
なお、過去5カ年の6月の平均消費量との比較でも、2.2%増とわずかに上回る結果となった。
(注2)1世帯当たりの数値を当該月の世帯人数で除して算出。
推定期末在庫・推定出回り量
6月の推定期末在庫は、24万4675トン(前年同月比12.3%増)と前年同月をかなり大きく上回った(図4)。このうち、輸入品は、22万673トン(同14.2%増)と前年同月をかなり大きく上回った。
推定出回り量は、14万5767トン(同1.1%増)と前年同月をわずかに上回った(図5)。このうち、国産品は6万8560トン(同4.4%増)と前年同月をやや上回った一方、輸入品は7万7207トン(同1.6%減)と前年同月をわずかに下回った。
(畜産振興部 小森 香穂)