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海外需給【牛乳・乳製品/NZ】畜産の情報 2025年12月号

25/26年度の生乳生産量は前年度を上回って推移

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25年9月の生乳生産量、前年同月比2.5%増
 ニュージーランド乳業協会(DCANZ)によると、2025年9月の生乳生産量は266万5000トン(前年同月比2.5%増)とわずかに増加した(図1)。この要因についてニュージーランド証券取引所(NZX)は、前年同月より気温が低かったことなどから牧草の生育が鈍いものの、比較的安価な飼料価格に支えられ、増加につながったとみている。
 また、今後の生乳生産の見通しについてNZXは、牧草の生育状況は地域でばらつきが出る可能性があるものの、全体としては前年をわずかに上回ると予想している。
 



 
25年9月の全粉乳、チーズの輸出量増加
 ニュージーランド統計局(Stats NZ)によると、2025年9月の乳製品輸出量は、主要4品目のうち全粉乳、チーズがいずれも前年同月を上回った(表、図2)。品目別に見ると、全粉乳、チーズは中国向けがそれぞれ増加したことが寄与した。一方、脱脂粉乳はインドネシア向けが、バターおよびバターオイルはサウジアラビア向けが、いずれも減少したことが影響した。
 





 
 
25年10月21日のGDT平均価格、主要4品目すべて下回る
 2025年10月21日開催のGDT(注1)平均取引価格は、主要4品目すべてで前回開催時(25年10月7日)を下回った(図3)。取引全体では、需要減退と世界的な供給過剰により、市場の下落傾向が強まったことで、全乳製品の平均取引価格は1トン当たり3881米ドル(60万1943円、1米ドル=155.10円(注2)、前回比1.0%安)とわずかに下落した。
 
(注1)グローバルデイリートレード。月2回開催される電子オークションで、当該価格は乳製品の国際価格の指標とされている。
(注2)三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社「月末・月中平均の為替相場」の2025年10月末TTS相場。
 



 
(調査情報部 田中 美宇)