生産量
令和8年6月の豚肉生産量は、7万2158トン(前年同月比5.2%増)と前年同月をやや上回った(図1)。
なお、過去5カ年の6月の平均生産量との比較でも、1.5%増とわずかに上回る結果となった。
輸入量
6月の輸入量について、冷蔵品は、輸入豚肉への堅調な需要を背景に、米国産、カナダ産、メキシコ産のいずれも増加し、3万5854トン(前年同月比12.0%増)と前年同月をかなり大きく上回った(図2)。冷凍品は、アフリカ豚熱発生による輸入一時停止措置
(注1)の影響でスペイン産が減少した中、代替としてブラジル産、デンマーク産、オランダ産などが増加したものの、全体では、5万953トン(同1.4%減)と前年同月をわずかに下回った(図3)。この結果、輸入量の合計
(注2)では、8万6816トン(同3.7%増)と前年同月をやや上回った。
なお、過去5カ年の6月の平均輸入量との比較では、冷蔵品は9.3%増とかなりの程度、冷凍品は3.1%増とやや、いずれも上回る結果となった。
(注1)農林水産省は、令和7年11月28日にスペイン産豚肉等の輸入を一時停止。その後、同年10月29日以前にと殺・加工・梱包まで終了しているものであり、かつ輸出されるまでの間、防疫上安全かつ衛生的に保管および輸送されたものであることをスペイン政府が証明しているものについては、輸入停止措置の対象外とすることを発表。
(注2)輸入量の合計は、くず肉を含む。
家計消費量
6月の豚肉の家計消費量(全国1人当たり)
(注3)は、638グラム(前年同月比1.0%増)と前年同月をわずかに上回った(総務省「家計調査」)。
なお、過去5カ年の6月の平均消費量との比較でも、3.3%増とやや上回る結果となった。
(注3)1世帯当たりの数値を当該月の世帯人数で除して算出。
推定期末在庫・推定出回り量
6月の推定期末在庫
(注4)は、22万6692トン(前年同月比7.3%減)と前年同月をかなりの程度下回った(図4)。このうち、国産品は2万2550トン(同6.0%減)、在庫の大半を占める輸入品は20万4142トン(同7.5%減)と、ともに前年同月をかなりの程度下回った。
推定出回り量
(注4)は、16万6751トン(同14.4%増)と前年同月をかなり大きく上回った(図5)。このうち、国産品は7万3118トン(同6.6%増)とかなりの程度、輸入品は9万3633トン(同21.3%増)と大幅に、いずれも前年同月を上回る結果となった。
(注4)令和8年6月の期末在庫調査において、一部回答不可能な調査先があった。
(畜産振興部)