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「畜産の情報」11月号 国内需給(鶏卵)

8年9月の鶏卵卸売価格、前年同月比6.9%安

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卸売価格
 令和8年9月の鶏卵の卸売価格(JA全農たまご(株)の荷受相場の東京Mサイズ基準値)は、1キログラム当たり298円(前年同月差22円安、前年同月比6.9%安)と、前年同月の同価格をかなりの程度下回った(図)。同価格の日ごとの推移を見ると、月初の同295円から17日には同300円、29日には同310円と計2回の上昇があり、月間の上昇幅は同15円となった。なお、過去5カ年の9月の平均卸売価格は261円であり、それと比較すると、14.2%高とかなり大きく上回る結果となった。
 供給面について、今夏は前年ほどの厳しい暑さではないものの、夏場の暑さによる産卵への影響やローテーション等から供給はややタイトな状態が続いており、特に大玉サイズの生産量は低位で推移していた。需要面について、業務筋では定期需要が中心ではあるが、学校給食の再開に伴い発注が回復した。外食筋では、月見関連のプロモーションの実施を控え、在庫確保に向けた引き合いが見られた(全国農業協同組合連合会「鶏卵情勢」)。
 

家計消費量
 8月の鶏卵の家計消費量(全国1人当たり)(注)は、922グラム(前年同月比5.9%増)と前年同月をやや上回った(総務省「家計調査」)。
 なお、過去5カ年の8月の平均消費量との比較でも、5.1%増とやや上回る結果となった。
 
(注)1世帯当たりの数値を当該月の世帯人数で除して算出。
(畜産振興部)