米国農務省世界農業観測ボード(USDA/WAOB)は2026年9月11日、26/27年度(9月〜翌8月)の米国のトウモロコシ需給予測値を更新した(表)。
生産量は、収穫面積および単収が前月から下方修正されたことにより、158億ブッシェル(4億134万トン
(注1)、前年度比7.2%減)と前年度からかなりの程度減少すると見込まれている。
消費量は前月から下方修正され、129億500万ブッシェル(3億2780万トン、同2.6%減)と前年度からわずかに減少すると見込まれている。
輸出量は、前月から据え置かれ、32億7500万ブッシェル(8319万トン、同4.4%減)と前年度からやや減少すると見込まれている。
この結果、期末在庫は、前月に引き続き下方修正され、15億6700万ブッシェル(3980万トン、同18.5%減)と前年度から大幅に減少すると見込まれている。
また、期末在庫率(総消費量に対する期末在庫量)も、9.7%(同1.8ポイント減)と、前年度を下回ると見込まれている。
生産者平均販売価格は、1ブッシェル当たり4.80米ドル(760円。1キログラム当たり30円:1米ドル=158.35円
(注2)、同15.7%高)と前年度からかなり大きく上昇すると見込まれている。
なお、米国農務省全国統計局(USDA/NASS)によると、26年9月27日時点のトウモロコシ主要生産18州
(注3)の作柄割合
(注4)は「Good」が44%、「Excellent」が13%の計57%と、前年同時期に比べて9ポイント下回った。
また、USDA/NASSが同年9月30日付けで公表した9月1日時点の在庫量は、20億9506万ブッシェル(5322万トン、前年同期比35.1%増)となった。
(注1)1ブッシェルを約25.401キログラムとして農畜産業振興機構が換算。
(注2)三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社「月末・月中平均の為替相場」の2026年9月末TTS相場。
(注3)コロラド州、イリノイ州、インディアナ州、アイオワ州、カンザス州、ケンタッキー州、ミシガン州、ミネソタ州、ミズーリ州、ネブラスカ州、ノースカロライナ州、ノースダコタ州、オハイオ州、ペンシルベニア州、サウスダコタ州、テネシー州、テキサス州、ウィスコンシン州の18州。
(注4)「Very Poor」、「Poor」、「Fair」、「Good」、「Excellent」の5段階評価。
(調査情報部)