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国内のでん粉需給動向

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最終更新日:2011年9月9日

国内のでん粉需給動向

2011年9月

調査情報部

◆天然でん粉輸入の動向◆

 
 
 
 
・6月の天然でん粉輸入量は、1万5000トン(前年同月比29.6%増)

 内訳は、タピオカでん粉が46.5%増となる1万1900トン、サゴでん粉が1.6%増となる1900トン、ばれいしょでん粉が40.5%増となる900トンであった。


・6月の輸入価格(CIF)は、タピオカでん粉が続伸

 タピオカでん粉価格が前月比3.3%安のトン当たり4万8300円(前年同月比11.8%高)、ばれいしょでん粉価格が28.9%高の10万3300円(同178.3%高)であった。ともに需給がひっ迫しているため、前年の水準を大幅に上回っている。

◆化工でん粉輸入の動向◆

 
 
・6月の化工でん粉輸入量は、4万1700トン(前年同月比1.8%増)

 内訳は、でん粉誘導体(HScode3505.10.100)が4万1100トン、デキストリン(HScode3505.10.200)が600トンであった。でん粉誘導体の輸入先国は、タイが2万7600トンと6割強を占め、次いで米国3100トン、ベトナム2700トン、オランダ1500トンとなっている。でん粉誘導体の輸入価格(CIF)は、前月比1.1%高のトン当たり7万7700円。デキストリンは同87.6%高の14万6700円であった。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:企画情報グループ)
Tel:03-3583-8713