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国内のでん粉需給動向

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最終更新日:2011年11月9日

国内のでん粉需給動向

2011年11月

調査情報部

◆天然でん粉輸入の動向◆

 
 
 
 
・8月の天然でん粉輸入量は、約1万1000トン(前年同月比19.7%減)
 内訳は、タピオカでん粉が前年同月比6.1%増となる8400トン、サゴでん粉が同19.5%減となる2100トン、ばれいしょでん粉が同80.1%減となる700トンであった。

・8月の輸入価格(CIF)は、タピオカでん粉、ばれいしょでん粉ともに前月から値を下げる
 タピオカでん粉価格は前月比5.8%安のトン当たり4万3200円(前年同月比5.0%安)、ばれいしょでん粉価格は同3.6%安の9万9000円(同157.0%高)であった。ともに直近3カ月は、軟化傾向で推移している。

◆化工でん粉輸入の動向◆

 
 
・8月の化工でん粉輸入量は、4万2000トン(前年同月比5.6%増)
 内訳は、でん粉誘導体(HScode3505.10.100)が4万1200トン、デキストリン(HScode3505.10.200)が1100トンであった。でん粉誘導体の輸入先国は、タイが2万7400トンと全体の約67%を占め、次いで米国4600トン、ベトナム1700トン、豪州1500トンとなっている。でん粉誘導体の輸入価格(CIF)は、前月比4.0%安のトン当たり7万1000円。デキストリンは同8.3%高の12万2000円であった。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:企画情報グループ)
Tel:03-3583-8713