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地域だより

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最終更新日:2013年7月26日

九州農政局鹿児島地域センター「消費者の部屋」特別展示について

2013年7月

鹿児島事務所
 


 当機構鹿児島事務所は、平成25年7月4日、5日の2日間、鹿児島市内において、農林水産省九州農政局鹿児島地域センター(以下、「鹿児島地域センター」という。)内の消費者の部屋で、「太陽と大地の恵み〜砂糖・でん粉〜」と題し、当事務所の主たる業務である砂糖・でん粉を中心に、一般消費者を対象とした特別展示を行った。

 会場には、さとうきび・てん菜の模型や、砂糖の種類ごとに瓶詰したサンプル、かんしょでん粉の1等品サンプルの他、砂糖の価格調整制度の概要、砂糖の種類・製造工程、さとうきび・てん菜の栽培地域をわかりやすく示した地図などのパネルを展示した。さらに、当機構の業務を幅広く理解していただくため、牛肉や豚肉を使用したレシピ集、牛の個体識別のための耳標のサンプル、食育に役立つ内容が記載された野菜ブック、野菜の種類ごとに歴史やレシピを解説したリーフレットなどを併せて展示した。

 昼休みの時間帯を中心に約100名の来訪があり、来訪者は、サンプルなどの展示物や砂糖の製造工程のパネルを興味深く見ていた。また、来訪者からは、「粗糖とは何か」などの質問や「てん菜の実物(模型)を初めて見た」との声が寄せられた。

 期間中には、鹿児島地域センター主催の農産物検査員を対象とした研修会も併せて開催されていた。このため、研修会参加者も多数来場され、約40年ほど前に九州でもてん菜を栽培していたとの話や、さとうきび収穫を実際に体験された方からの収穫についての苦労話など、長年、農産物に携われた方ならではの話をうかがうことができた。

 今回の展示は、鹿児島地域センターが常設展示している消費者の部屋を2日間お借りし、当機構の業務を紹介する特別展示として開催したものであり、一般消費者の方と直接触れ合える大変良い機会となった。

 当事務所としては、今後とも当機構の業務に関する情報や砂糖・でん粉の価格調整制度の周知に向けて、消費者に理解をいただくよう、さまざまな機会を通じて積極的に取り組んでまいりたい。
 
 
 
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:企画情報グループ)
Tel:03-3583-8713