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でん粉の国内需給

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最終更新日:2019年1月10日

でん粉の国内需給

2019年1月

調査情報部

1. 需給見通し

 農林水産省は、「砂糖及びでん粉の価格調整に関する法律」(昭和40年法律第109号)により、でん粉に関して適切な価格調整を図るため、半期ごとにでん粉の需給見通しを公表している。9月に公表したでん粉の需給見通しの概要は、次の通り(詳細は2018年11月号参照)。

 

 

 

2. 輸入動向

【タピオカでん粉の輸入動向】
10月の輸入量は前年同月および前月から大幅に減少

 財務省「貿易統計」によると、2018年10月のタピオカでん粉の輸入量は、6015トン(前年同月比40.9%減、前月比30.4%減)と、前年同月および前月から大幅に減少した(図1)。
 輸入先国はタイおよびブラジルの2カ国で、輸入量は次の通りであった。

タイ  6014トン  
 (前年同月比34.4%減、前月比30.4%減)
ブラジル 1トン  
 (前年同月および前月輸入実績なし)

 

 2018年10月の1トン当たりの輸入価格は、5万3549円(前年同月比43.1%高、前月比0.9%安)と、前年同月から大幅に上昇した(図2)。
 国別の1トン当たりの輸入価格は、次の通りであった。

タイ     5万3522円  
 (前年同月比43.3%高、前月比0.9%安)
ブラジル 21万9095円  
 (前年同月および前月輸入実績なし)

 

【サゴでん粉の輸入動向】
10月の輸入量は前月から大幅に減少

 財務省「貿易統計」によると、2018年10月のサゴでん粉の輸入量は、270トン(前年同月比9.8%増、前月比85.6%減)と、前月から大幅に減少となった(図3)。
 輸入先国はマレーシアのみで、輸入量は次の通りであった。

マレーシア 270トン  
 (前年同月比18.4%増、前月比83.1%減)

 

 2018年10月の1トン当たりの輸入価格は、6万478円(前年同月比8.1%高、前月比1.1%高)と、前月からわずかに上昇した(図4)。
 国別の1トン当たりの輸入価格は、次の通りであった。

マレーシア 6万478円  
 (前年同月比8.0%高、前月比0.3%高)

 

【ばれいしょでん粉の輸入動向】
10月の輸入量は前年同月および前月から大幅に減少

 財務省「貿易統計」によると、2018年10月のばれいしょでん粉の輸入量は、367トン(前年同月比37.2%減、前月比74.4%減)と、前年同月および前月から大幅に減少した(図5)。
 輸入先国は、ドイツおよびデンマークの2カ国で、国別の輸入量は次の通りであった。

ドイツ    247トン  
 (前年同月比49.0%減、前月比0.8%減)
デンマーク 120トン  
 (前年同月輸入実績なし、同82.5%減)

 

 2018年10月の1トン当たりの輸入価格は、8万7837円(前年同月比2.6%高、前月比2.1%高)と、前年同月および前月からわずかに上昇した(図6)。
 国別の1トン当たりの輸入価格は、次の通りであった。

ドイツ    8万9611円  
 (前年同月比4.6%高、前月比7.2%安)
デンマーク 8万4183円  
 (前年同月輸入実績なし、同1.4%高)

 

【でん粉誘導体の輸入動向】
10月の輸入量は前年同月からかなり大きく増加

 財務省「貿易統計」によると、2018年10月のでん粉誘導体の輸入量は、5万3876トン(前年同月比14.7%増、前月比94.8%増)と、前年同月からかなり大きく増加した(図7)。

 でん粉誘導体の輸入先国は19カ国で、最大の輸入先国はタイであった。主要輸入先国からの輸入量は次の通りで、タイが輸入量の約7割を占めており、次いで中国、フランスとなっている。

 

 2018年10月の1トン当たりの輸入価格は、9万240円(前年同月比19.3%高、前月比6.6%安)と、前年同月から大幅に上昇した。

 

【デキストリンの輸入動向】
10月の輸入量は前月から大幅に増加

 財務省「貿易統計」によると、2018年10月のデキストリンの輸入量は、1565トン(前年同月比2.5%減、前月比2.1倍)と、前月から大幅に増加した(図8)。

 デキストリンの輸入先国は12カ国で、デキストリンの輸入量は、上位輸入先国の数量および各国のシェアも含め、月ごとの変動が大きい。

 上位輸入先国からの輸入量は次の通りで、タイ、ベトナムおよび米国の3カ国で輸入量の約8割を占めている。

 

 2018年10月の1トン当たりの輸入価格は、11万1272円(前年同月比28.2%高、前月比40.9%安)と、前年同月から大幅に上昇した。

 

【コーンスターチ用トウモロコシの輸入動向】
10月の輸入量は前年同月からやや減少

 財務省「貿易統計」によると、2018年10月のコーンスターチ用トウモロコシの輸入量は、23万3820トン(前年同月比5.2%減、前月比28.0%減)となり、前年同月からやや減少した(図9)。

 輸入先国は、米国が約9割を占め、次いで南アフリカとなっている。国別の輸入量は次の通りであった。

米国    22万1854トン  
 (前年同月比4.0%増、前月比21.1%減)
南アフリカ 1万1966トン  
 (同64.0%減、同72.5%減)

 2018年10月の1トン当たりの輸入価格は、2万5164円(前年同月比13.1%高、前月比0.9%高)と、前年同月からかなり上昇した。
  国別の1トン当たりの輸入価格は、次の通りであった。

米国     2万5204円  
 (前年同月比12.0%高、前月比0.5%高)
南アフリカ 2万4425円  
 (同17.9%高、同2.1%高)

このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:企画情報グループ)
Tel:03-3583-9272



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