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でん粉の国内需給

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最終更新日:2019年7月10日

でん粉の国内需給

2019年7月

調査情報部

1. 需給見通し

 農林水産省は、「砂糖及びでん粉の価格調整に関する法律」(昭和40年法律第109号)により、でん粉に関して適切な価格調整を図るため、半期ごとにでん粉の需給見通しを公表している。3月に公表したでん粉の需給見通しの概要は、次の通り(詳細は2019年5月号参照)。

 

 

 

2. 輸入動向

【タピオカでん粉の輸入動向】
4月の輸入量は前年同月から大幅に増加

 財務省「貿易統計」によると、2019年4月のタピオカでん粉の輸入量は、9598トン(前年同月比3.2倍、前月比5.7%減)と、前年同月から大幅に増加した(図1)。

 輸入先国はタイおよびベトナムの2カ国で、輸入量は次の通りであった。

タイ     9589トン
(前年同月比3.2倍、前月比5.4%減)
ベトナム     9トン
(前年同月輸入実績なし、同73.6%減)

 

 2019年4月の1トン当たりの輸入価格は、5万1359円(前年同月比0.8%安、前月比3.6%高)と、前月からやや上昇した(図2)。

 国別の1トン当たりの輸入価格は、次の通りであった。

タイ         5万1242円
(前年同月比0.7%安、前月比3.6%高)
ベトナム     17万6339円
(前年同月輸入実績なし、同3.4倍) 

【サゴでん粉の輸入動向】
4月の輸入量は前月から大幅に減少

 財務省「貿易統計」によると、2019年4月のサゴでん粉の輸入量は、131トン(前年同月輸入実績なし、前月比94.3%減)と、前月を大幅に下回った(図3)。

 輸入先国はマレーシアおよびインドネシアの2カ国で、輸入量は次の通りであった。

マレーシア     95トン
(前年同月輸入実績なし、前月比94.2%減)
インドネシア    36トン
(前年同月輸入実績なし、同94.4%減)

 

 2019年4月の1トン当たりの輸入価格は、6万6679円(前年同月輸入実績なし、前月比11.0%高)と、前月からかなり大きく上昇した(図4)。

 国別の1トン当たりの輸入価格は、次の通りであった。

マレーシア    6万7368円
(前年同月輸入実績なし、前月比12.5%高)
インドネシア   6万4861円
(前年同月輸入実績なし、同7.1%高)

 

【ばれいしょでん粉の輸入動向】
4月の輸入量は前月から大幅に減少

 財務省「貿易統計」によると、2019年4月のばれいしょでん粉の輸入量は、220トン(前年同月比10.0%増、前月比89.0%減)と、前年同月からかなりの程度増加したものの、前月から大幅に減少した(図5)。

 輸入先国はドイツのみで、輸入量は次の通りであった。

ドイツ     220トン
(前年同月輸入実績なし、前月比61.8%減)

 

 2019年4月の1トン当たりの輸入価格は、8万4036円(前年同月比2.4%安、前月比2.0%安)と、前年同月および前月からわずかに下落した(図6)。

 1トン当たりの輸入価格は、次の通りであった。

ドイツ    8万4036円
(前年同月輸入実績なし、前月比0.6%安)

 

【でん粉誘導体の輸入動向】
4月の輸入量は前月から大幅に増加

 財務省「貿易統計」によると、2019年4月のでん粉誘導体の輸入量は、5万6605トン(前年同月比5.5%減、前月比2.1倍)と、前月から大幅に増加した(図7)。

 でん粉誘導体の輸入先国は17カ国で、最大の輸入先国はタイであった。主要輸入先国からの輸入量は次の通りで、タイが輸入量の約8割を占めており、次いでベトナム、豪州となっている(表3)。
 


 2019年4月の1トン当たりの輸入価格は、8万6233円(前年同月比9.2%高、前月比11.5%安)と、前年同月からかなりの程度上昇した一方、前月からはかなり大きく下落した。

 

【デキストリンの輸入動向】
4月の輸入量は前年同月および前月から大幅に減少

 財務省「貿易統計」によると、2019年4月のデキストリンの輸入量は、978トン(前年同月比24.7%減、前月比22.2%減)と、前年同月および前月から大幅に減少した(図8)。

 デキストリンの輸入先国は8カ国で、デキストリンの輸入量は、上位輸入先国の数量および各国のシェアも含め、月ごとの変動が大きい。
 

 上位輸入先国からの輸入量は次の通りで、ベトナムおよびタイで輸入量の約7割を占めている(表4)。
 


 

 2019年4月の1トン当たりの輸入価格は、11万8838円(前年同月比25.7%高、前月比26.8%安)と、前年同月から大幅に上昇した一方、前月から大幅に下落した。

 

【コーンスターチ用トウモロコシの輸入動向】
4月の輸入量は前年同月から大幅に増加

 財務省「貿易統計」によると、2019年4月のコーンスターチ用トウモロコシの輸入量は、30万8080トン(前年同月比28.4%増、前月比5.9%減)となり、前年同月から大幅に増加した(図9)。

 輸入先国は、米国がほとんどを占め、国別の輸入量は次の通りであった。
 
米国       30万3145トン
(前年同月比30.4%増、前月比10.7%増)
ブラジル       4935トン
(前年同月輸入実績なし、同90.8%減)

 2019年4月の1トン当たりの輸入価格は、2万4674円(前年同月比10.1%高、前月比0.5%安)と、前年同月からかなりの程度上昇した。

 国別の1トン当たりの輸入価格は、次の通りであった。

米国          2万4681円
(前年同月比9.8%高、前月比1.7%安)
ブラジル        2万4244円
(前年同月輸入実績なし、同4.3%高)

このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:企画情報グループ)
Tel:03-3583-9272



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