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でん粉の国内需給

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最終更新日:2021年4月9日

でん粉の国内需給

2021年4月

調査情報部

1. 需給見通し

 農林水産省は、「砂糖及びでん粉の価格調整に関する法律」(昭和40年法律第109号)により、でん粉に関して適切な価格調整を図るため、半期ごとにでん粉の需給見通しを公表している。令和2年9月に公表したでん粉の需給見通しの概要は、次の通り(詳細は2020年11月号参照)。

 

 

 

2. 輸入動向

【タピオカでん粉の輸入動向】
1月の輸入量は前年同月から大幅に増加
 
 財務省「貿易統計」によると、2021年1月のタピオカでん粉の輸入量は、1万1960トン(前年同月比25.8%増、前月比90.5%増)と、前年同月から大幅に増加した(図1)。  

 輸入先国はタイ、ベトナム、台湾およびブラジルの4カ国で、輸入量は次の通りであった。

タイ     1万1700トン   
(前年同月比28.2%増、前月比87.0%増)
ベトナム     244トン   
(同29.5%減、同31.1倍)
台湾       12トン   
(同64.6%減、同9.5%減)
ブラジル     4トン   
(前年同月輸入実績なし、前月輸入実績なし)

 

 2021年1月の1トン当たりの輸入価格は、4万6281円(前年同月比5.5%安、前月比4.0%高)と、前年同月からやや下落した(図2)。  

 国別の1トン当たりの輸入価格は、次の通りであった。

タイ        4万5788円   
(前年同月比5.5%安、前月比4.3%高)
ベトナム      5万7211円   
(同17.0%高、同72.5%安)
台湾       27万6891円   
(同40.6%高、同17.1%高)
ブラジル    12万7117円   
(前年同月輸入実績なし、前月輸入実績なし)

 

【サゴでん粉の輸入動向】
1月の輸入量は前年同月から大幅に減少
 
 財務省「貿易統計」によると、2021年1月のサゴでん粉の輸入量は、1157トン(前年同月比20.4%減、前月比73.7%増)と、前年同月から大幅に減少した(図3)。  

 輸入先国はマレーシアのみで、国別の輸入量は次の通りであった。

マレーシア     1157トン   
(前年同月比15.2%減、前月比2.0倍)  

 2021年1月の1トン当たりの輸入価格は、5万3115円(前年同月比10.0%安、前月比3.5%安)と、前年同月をかなりの程度下回った(図4)。  

 国別の1トン当たりの輸入価格は、次の通りであった。

マレーシア    5万3115円   
(前年同月比10.3%安、前月比2.2%安)

 

 

【ばれいしょでん粉の輸入動向】
1月の輸入量は前年同月から大幅に減少
 
 財務省「貿易統計」によると、2021年1月のばれいしょでん粉の輸入量は104トン(前年同月比93.6%減、前月比3.6%増)と、前年同月から大幅に減少した(図5)。  

 輸入先国はデンマークおよび台湾の2カ国で、輸入量は次の通りであった。

デンマーク     100トン   
(前年同月同、前月同)
台湾           4トン   
(前年同月比39.9%減、前月輸入実績なし)

 

 2021年1月の1トン当たりの輸入価格は、9万2027円(前年同月比6.6%高、前月比7.7%高)と、前年同月および前月をかなりの程度上回った(図6)。  

 国別の1トン当たりの輸入価格は、次の通りであった。

デンマーク      8万6310円   
(前年同月比0.8%高、前月比0.4%高)
台湾          25万833円   
(前年同月比11.4%安、前月輸入実績なし)

 

【でん粉誘導体の輸入動向】
1月の輸入量は前年同月からかなり大きく減少
 
 財務省「貿易統計」によると、2021年1月のでん粉誘導体の輸入量は、2万8194トン(前年同月比12.5%減、前月比21.1%増)と、前年同月からかなり大きく減少した(図7)。  

 でん粉誘導体の輸入先国は18カ国で、最大の輸入先国はタイであった。主要輸入先国からの輸入量は次の通りで、タイが輸入量の約8割を占めており、次いでベトナム、デンマークとなっている(表3)。  

 2021年1月の1トン当たりの輸入価格は、8万5972円(前年同月比2.7%安、前月比5.1%安)と、前年同月をわずかに下回った。

 

 

【デキストリンの輸入動向】
1月の輸入量は前年同月から大幅に増加
 
 財務省「貿易統計」によると、2021年1月のデキストリンの輸入量は、1287トン(前年同月比20.9%増、前月比20.8%減)と、前年同月から大幅に増加した(図8)。  

 デキストリンの輸入先国は9カ国で、輸入量は上位輸入先国の数量および各国のシェアも含め、月ごとの変動が大きい。  

 上位輸入先国からの輸入量は次の通りで、タイおよびベトナムで輸入量の約7割を占めている(表4)。  

 2021年1月の1トン当たりの輸入価格は、9万7841円(前年同月比26.1%安、前月比5.7%安)と、前年同月を大幅に下回った。

 

 

【コーンスターチ用トウモロコシの輸入動向】
1月の輸入量は前年同月および前月から大幅に減少
 
 財務省「貿易統計」によると、2021年1月のコーンスターチ用トウモロコシの輸入量は、13万4045トン(前年同月比42.9%減、前月比30.6%減)となり、前年同月および前月から大幅に減少した(図9)。  

 輸入先国は、米国およびブラジルの2カ国で、国別の輸入量は次の通りであった。

米国   10万8732トン   
(前年同月比41.1%減、前月比18.0%減)
ブラジル    2万5313トン   
(同49.8%減、同58.2%減)  

 2021年1月の1トン当たりの輸入価格は、2万4897円(前年同月比0.6%高、前月比6.3%高)と、前年同月をわずかに上回った。

 国別の1トン当たりの輸入価格は、次の通りであった。

米国        2万5319円   
(前年同月比0.1%高、前月比6.2%高)
ブラジル    2万3083円   
(同1.1%高、同2.8%高)

 

このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構  調査情報部 (担当:企画情報グループ)
Tel:03-3583-9272



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