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でん粉の国内需給

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最終更新日:2022年6月10日

でん粉の国内需給

2022年6月

調査情報部

1. 需給見通し

 農林水産省は、「砂糖及びでん粉の価格調整に関する法律」(昭和40年法律第109号)により、でん粉に関して適切な価格調整を図るため、半期ごとにでん粉の需給見通しを公表している。3月に公表したでん粉の需給見通しの概要は、次の通り(詳細は2022年5月号参照)。







 

2. 輸入動向

【タピオカでん粉の輸入動向】
3月の輸入量は前年同月から大幅に減少

 財務省「貿易統計」によると、2022年3月のタピオカでん粉の輸入量は、8697トン(前年同月比46.2%減、前月比4.6%増)と、前年同月から大幅に減少した(図1)。
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 輸入先はタイ、ベトナムおよびオーストリアで、国・地域別の輸入量は次の通りであった。

 タイ 8683トン
 (前年同月比46.0%減、前月比4.7%増)
 ベトナム 14トン
 (同86.7%減、同19.7%増)
 オーストリア 0.1トン
 (前年同月および前月実績なし)

 2022年3月の1トン当たりの輸入価格は、6万2035円(前年同月比23.2%高、前月比1.6%高)と、前年同月を大幅に上回った(図2)。

 国・地域別の1トン当たりの輸入価格は、次の通りであった。

 タイ 6万1848円
 (前年同月比23.0%高、前月比1.9%高)
 ベトナム 17万8684円
 (同2.8倍、同9.2%高)
 オーストリア 222万円
 (前年同月および前月実績なし)
 
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【サゴでん粉の輸入動向】
3月の輸入量は前年同月から大幅に減少

 財務省「貿易統計」によると、2022年3月のサゴでん粉の輸入量は、1304トン(前年同月比35.1%減、前月比25.4%減)と、前年同月から大幅に減少した(図3)。


 輸入先はマレーシアおよびインドネシアで、国・地域別の輸入量は次の通りであった。

 マレーシア 1124トン
 (前年同月比44.1%減、前月比35.7%減)
 インドネシア 180トン
 (前年同月および前月実績なし)

 2022年3月の1トン当たりの輸入価格は、6万4127円(前年同月比15.0%高、前月比1.5%高)と、前年同月をかなり大きく上回った(図4)。


 国・地域別の1トン当たりの輸入価格は、次の通りであった。

 マレーシア 6万4397円
 (前年同月比15.4%高、前月比1.9%高)
 インドネシア 6万2444円
 (前年同月および前月実績なし)

【ばれいしょでん粉の輸入動向】
3月の輸入量は前年同月から大幅に減少

 財務省「貿易統計」によると、2022年3月のばれいしょでん粉の輸入量は360トン(前年同月比70.9%減、前月比3.6倍)と、前年同月から大幅に減少した(図5)。


 輸入先はデンマークおよびオランダで、国・地域別の輸入量は次の通りであった。

 デンマーク 180トン
 (前年同月比10.0%減、前月比80.0%増)
 オランダ 180トン
 (同10.0%減、前月輸入実績なし)

 2022年3月の1トン当たりの輸入価格は、9万3475円(前年同月比6.6%高、前月比2.0%高)と、前年同月をかなりの程度上回った(図6)。
 
 国・地域別の1トン当たりの輸入価格は、次の通りであった。
 
 デンマーク 9万2050円
 (前年同月比4.0%高、前月比0.4%高)
 オランダ 9万4900円
 (同7.6%高、前月輸入実績なし)


 
【でん粉誘導体の輸入動向】
3月の輸入量は前年同月からわずかに増加

 財務省「貿易統計」によると、2022年3月のでん粉誘導体の輸入量は、3万7479トン(前年同月比2.8%増、前月比15.9%増)と、前年同月からわずかに増加した(図7)。

 でん粉誘導体の輸入先は18カ国・地域で、最大の輸入先はタイであった。主要輸入先からの輸入量は次の通りで、タイが輸入量の約7割を占めており、次いでベトナム、デンマークとなっている(表3)。

 2022年3月の1トン当たりの輸入価格は、10万8570円(前年同月比21.8%高、前月比2.9%高)と、前年同月を大幅に上回った。
 



【デキストリンの輸入動向】
3月の輸入量は前年同月から大幅に増加

 財務省「貿易統計」によると、2022年3月のデキストリンの輸入量は、2251トン(前年同月比80.3%増、前月比34.8%増)と、前年同月から大幅に増加した(図8)。

 デキストリンの輸入先は10カ国・地域で、輸入量は上位輸入先の数量および各国のシェアも含め、月ごとの変動が大きい。

 上位輸入先からの輸入量は次の通りで、タイおよびベトナムで輸入量の約9割を占めている(表4)。

 2022年3月の1トン当たりの輸入価格は、10万7995円(前年同月比0.7%安、前月比3.8%安)と、前年同月をわずかに下回った。




【コーンスターチ用トウモロコシの輸入動向】
3月の輸入量は前年同月からやや増加

 財務省「貿易統計」によると、2022年3月のコーンスターチ用トウモロコシの輸入量は、35万789トン(前年同月比3.7%増、前月比94.2%増)となり、前年同月からやや増加した(図9)。

 輸入先は、米国およびブラジルで、国・地域別の輸入量は次の通りであった。

 米国 33万7779トン
 (前年同月比0.2%減、前月比87.0%増)
 ブラジル 1万3010トン
 (前年同月および前月輸入実績なし)

 2022年3月の1トン当たりの輸入価格は、4万1818円(前年同月比46.8%高、前月比4.9%高)と、前年同月を大幅に上回った。

 国・地域別の1トン当たりの輸入価格は、次の通りであった。

 米国 4万1954円
 (前年同月比43.7%高、前月比5.2%高)
 ブラジル 3万8279円
 (前年同月および前月輸入実績なし)
 
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:企画情報グループ)
Tel:03-3583-8678