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でん粉の国内需給

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最終更新日:2026年2月10日

でん粉の国内需給

2026年2月

調査情報部

1 需給見通し

 農林水産省は、「砂糖及びでん粉の価格調整に関する法律」(昭和40年法律第109号)により、でん粉に関して適切な価格調整を図るため、半期ごとにでん粉の需給見通しを公表している。令和7年9月に公表したでん粉の需給見通しの概要は、次の通り(詳細は2025年11月号参照)。
 





 
1

2 輸入動向

【タピオカでん粉の輸入動向】
11月の輸入量は前年同月からやや減少
 
財務省「貿易統計」によると、2025年11月のタピオカでん粉の輸入量は、1万751トン(前年同月比5.9%減、前月比12.0%増)と、前年同月からやや減少した(図1)。

 輸入先はタイ、ベトナム、台湾およびブラジルの4カ国で、国・地域別の輸入量は次の通りであった。

 タイ
 9615トン(前年同月比15.7%減、前月比20.3%増)

 ベトナム
 1120トン(同159.6倍、同30.2%減)

 台湾
 12トン(同31.6%増、同4.9倍)

 ブラジル
 4トン(前年同月および前月輸入実績なし)



 

 2025年11月の1トン当たりの輸入価格は、6万4672円(前年同月比16.6%安、前月比4.8%高)と、前年同月を大幅に下回った(図2)。

 国・地域別の1トン当たりの輸入価格は、次の通りであった。

 タイ
 6万4042円(前年同月比16.9%安、前月比3.4%高)

 ベトナム
 6万 3120円(同86.2%安、同5.2%高)

 台湾
 51万 8888円(同26.1%高、同36.4%高)

 ブラジル
 64万494円(前年同月および前月輸入実績なし)
 
2

【サゴでん粉の輸入動向】
11月の輸入量は前年同月からやや減少
 
財務省「貿易統計」によると、2025年11月の輸入量は、1509トン(前年同月比4.3%減、前月比54.3%増)と、前年同月からやや減少した(図3)。

 輸入先はマレーシアおよびインドネシアで、国・地域別の輸入量は次の通りであった。

 マレーシア
 1311トン(前年同月比16.8%減、前月比64.3%増)

 インドネシア
 198トン(前年同月輸入実績なし、同10.0%増)




 


 2025年11月の1トン当たりの輸入価格は、11万3581円(前年同月比13.5%高、前月比5.4%高)となり、前年の価格をかなり大きく上回った。(図4)。

 国・地域別の1トン当たりの輸入価格は、次の通りであった。

 マレーシア
 11万5907円(前年同月比15.9%高、前月比4.1%高)

 インドネシア
 9万8182円(前年同月輸入実績なし、同6.9%高)
 

3

【ばれいしょでん粉の輸入動向】
11月の輸入量は前年同月からかなり大きく増加
 
財務省「貿易統計」によると、2025年11月のばれいしょでん粉の輸入量は945トン(前年同月比15.9%増、前月比26.2%増)と、前年同月からかなり大きく増加した(図5)。

 輸入先はデンマーク、オランダおよびドイツで、国・地域別の輸入量は次の通りであった。

 デンマーク
 519トン(前年同月比22.6%増、前月比2.5倍)

 オランダ
 352トン(同46.7%増、同8%増)

 ドイツ
 74トン(前年同月輸入実績なし、同51.7%減)
 

4
 2025年11月の1トン当たりの輸入価格は、19万5293円(前年同月比19.1%高、前月比0.1%安)と、前年同月を大幅に上回った(図6)。

 国・地域別の1トン当たりの輸入価格は、次の通りであった。

 デンマーク
 18万909円(前年同月比9.6%高、同1.9%高)

 オランダ
 21万2267円(同34.2%高、前月比1.7%高)

 ドイツ
 21万5312円(前年同月輸入実績なし、同4.1%高)
 
5

【でん粉誘導体の輸入動向】
11月の輸入量は前年同月からかなり大きく増加
 
財務省「貿易統計」によると、2025年11月のでん粉誘導体の輸入量は、3万1293トン(前年同月比12.7%増、前月比7.0%増)と、前年同月からかなり大きく増加した(図7)。

 2025年11月の1トン当たりの輸入価格は、14万7117円(前年同月比1.9%安、前月比4.3%安)と、前年同月をわずかに下回った。
 



 


 でん粉誘導体の輸入先は17カ国・地域で、最大の輸入先はタイであった。主要輸入先からの輸入量は次の通りで、タイが輸入量の7割弱を占めており、次いでベトナム、デンマークとなっている(表3)
 

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【デキストリンの輸入動向】
11月の輸入量は前年同月から大幅に増加
 
財務省「貿易統計」によると、2025年11月のデキストリンの輸入量は1223トン(前年同月比40.6%増、前月比13.0%減)と、前年同月から大幅に増加した(図8)。

 デキストリンの輸入先は10カ国・地域となっており、2025年11月の1トン当たりの輸入価格は、18万4383円(前年同月比0.2%高、前月比1.5%高)と、前年同月並みとなった。
 



 


 主要輸入先からの輸入量は次の通りで、タイおよびベトナムからの輸入で5割強を占めている(表4)。
 

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【コーンスターチ用トウモロコシの輸入動向】
11月の輸入量は前年同月からかなりの程度減少
 
財務省「貿易統計」によると、2025年11月のコーンスターチ用トウモロコシの輸入量は、24万3072トン(前年同月比10.9%減、前月比38.3%増)となり、前年同月をかなりの程度下回った(図9)。

 輸入先は米国のみで、輸入量は次の通りであった。

 米国
 24万3072トン(前年同月比23.7%増、前月比38.3%増)

 2025年11月の1トン当たりの輸入価格は、3万8677円(前年同月比1.3%高、前月比6.5%高)と、前年同月をわずかに上回った。

 米国の1トン当たりの輸入価格は、次の通りであった。

 米国
 3万8677円(前年同月比0.3%安、前月比6.5%高)
 

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このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:企画情報グループ)
Tel:03-3583-8678