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特産調整部輸入調整第二課の先輩

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最終更新日:2020年4月21日

現在の業務内容を教えてください。

川口さん
〜日本の砂糖を支える、価格調整制度の実施に携わる仕事〜

 私の配属部署では、「砂糖及びでん粉の価格調整に関する法律(糖価調整法)」に基づき、海外から輸入される砂糖や加糖調製品から調整金を徴収する業務を実施しており、私は加糖調製品を担当しています。
「加糖調製品」とは、砂糖に砂糖以外の原料(ココア、乳製品、豆類など)を加えて混ぜあわせたもののことです。その形態は多岐にわたり、チョコレート菓子、ヨーグルトや和菓子に使用されるなど、身近な食品の原料に使われています。
 ところで、なぜ輸入される砂糖や加糖調製品から調整金を徴収する必要があるのでしょうか。鹿児島県・沖縄県産のさとうきびや北海道産のてん菜を原料として製造される国内産糖の価格と、輸入される砂糖の価格には大きな差があります。そうした中で海外から安い砂糖が日本に大量に輸入されると、砂糖の安定供給に影響を及ぼすおそれがあります。このことから、輸入されてくる砂糖と、加糖調製品から調整金を徴収し、これを財源として、国内のさとうきび生産者や国内産糖製造事業者に対し、交付金を交付することで、生産者や製造事業者を支えるとともに、砂糖の内外価格差を調整することにより、日本の砂糖の安定供給を図っています。
 具体的な業務の内容は、輸入者が加糖調製品を輸入する際、調整金の徴収のためalicとの間で書面のやりとりが必要であるため、必要書類の確認、輸入者との電話やメールでの内容確認などが中心となります。
 私が業務を行うにあたり心がけていることは、加糖調製品の輸入が滞りなく進むよう、輸入者と密に連絡を取り、確認を行うことです。小さなことでもまめに確認を行うことで、ミスのないように業務を進めています。
担当している制度の概要と砂糖について紹介します!

ズバリ!入構を決めた理由とは?

〜法律に基づき、農業を支えることに貢献したい〜

 私は大学で法律学を専攻しており、将来的には法律にかかわる仕事をしたいと考えていました。alicを知ったきっかけは知人の紹介でしたが、法律に基づき、日本の農業を支える仕事ができる点と、生産者の方と接する機会が多く、現場の一番近くで業務を行うことのできる点に惹かれ、入構を決めました。
 また、採用前に先輩職員の方と交流させていただき、雰囲気の良さに惹かれた点も入構する決め手となりました。

alicの「いいところ」、教えてください!

川口さん
〜困ったときはすぐに相談できる環境がある〜

 私は入構初年度に特産業務部砂糖原料課(現特産原料課)に配属となり、2年目で現在の部署に配置換えとなりました。担当するのは1年目と全く異なる業務で、輸入に関する専門用語の知識がないとやり取りが円滑に進まないといったこともあり、電話対応も上手くできずわからないことだらけで、毎日右往左往していました。
 そういった際に、先輩職員の方や課長が丁寧に業務内容について教えてくださり、相談に乗ってくださったことで、業務にも慣れることができ、気持ちの面でも支えになりました。わからないことがあればすぐに聞ける環境があること、相談できる環境があることがalicのいいところだと思います。

仕事のやりがいは・・・?

〜感謝の言葉をもらえたとき、学べることの多さからやりがいを感じる〜

 担当する輸入者の方とやり取りをしている中で、「すぐに対応してくれたので助かった」、「教えてもらえて助かった」といった言葉をいただけた際には、自分の仕事が人の役に立っていることを実感でき、やりがいを感じます。
 また、輸入者の方などからのヒアリングを通じて、通関業務や加糖調製品に関する知識を深めることができ、毎日勉強になることが多いのもやりがいのひとつです。私自身、昨年6月に調査情報部の加糖あんの実態調査に同行し中国の現地工場を見る機会があり、現地で話を聞けたこと、日本とのあんの違いを体感できたことはとても貴重な経験となり、さらに知識を深めたいというモチベーションにも繋がりました。

オフタイムの過ごし方が知りたい!

〜オンオフの切り替えはしっかりと〜

 休みの日はスポーツ観戦や、趣味の庭園・美術館巡り、散歩をよくしています。休日は仕事と距離を置き、思い切り楽しむようにしています。その代わり、オンオフ切り替えはしっかり行い、仕事の際は集中するようにしています。また、平日も業務終了後はすぐに帰ることができるので、プライベートの時間を大切にできる職場です。
 

就活生へのメッセージ&アドバイスをお願いします!

ガッツポーズ
〜自分の軸を忘れずに〜

 就職活動は、かなり体力の要ることだと思います。エントリーシートの作成、適性検査の勉強、企業説明会への参加、面接のために1日に何社も会社を回ったり・・私自身も大学の授業やゼミ、アルバイトと並行で就職活動を行っていたので、毎日大変だったことを覚えています。採用試験の結果に一喜一憂し、気持ち的にも余裕のない時もありました。
 そういった忙しいなかでも、自分のやりたいこと、目指す将来像など、自分の軸を忘れずに一つずつ物事をこなしていけば、必ず良い結果が返ってくると思います。また、気持ちに余裕のないときはしっかりと休み、失敗したことで反省はしても、自分を責めすぎないようにすることも大切だと思います。
 また、就職活動中はたくさんの出会いがあり、様々な企業に勤める社会人の話を直接聞ける貴重な機会でもあります。ぜひ視野を広く持って、いろいろな人の話を聞いてみてください。自分では気づくことのできなかったやりたいことや、好きなことが見つけられるかもしれません。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 総務部 (担当:人事課)
Tel:03-3583-9297  Fax:03-3582-3397