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野菜振興部契約取引推進課の先輩

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最終更新日:2021年3月1日

現在の業務内容を教えてください。

先輩職員(K.K)
〜野菜生産者の経営を支えるために〜

 契約指定野菜安定供給事業を担当しています。
 この事業は、野菜生産者と実需者(食品加工メーカー、外食産業や量販店等)との契約取引を対象として平成14年に創設されたものです。従来、野菜の流通は市場取引が主流となっていましたが、野菜の加工・業務用需要が拡大するなかで、契約取引のリスクを軽減することが目的です。
 加工・業務用野菜には、定時・定量・定価(周年安定供給)が求められます。しかしながら、野菜生産(その取引価格)は天候に大きく左右されます。概して言えば、好天が続けば豊作(安値での取引)となり、雨天が続けば不作(高値での取引)となる傾向があります。
 その点、この事業は以下のとおり、安値、高値の双方に対応できるよう3タイプが設定されており、生産者は希望するタイプを選択することができます。
 (1)価格低落タイプ(安値対策)
    卸売市場価格に連動して取引価格が設定される契約取引について、価格低落時に補給金の交付
    を受けられます。
 (2)出荷調整タイプ(安値対策)
    不作時の対策として契約数量以上の作付けを行った野菜について、価格低落時に出荷調整を行
    った場合に補給金の交付を受けられます。
 (3)数量確保タイプ(高値対策)
    不作等により自らの生産物で契約数量を充足できない場合、市場等へ出荷予定のものを契約取
    引に仕向ける等した場合に補給金の交付を受けられます。
 私は、この事業における生産者との調整、補給金交付業務、その他すべての業務を担当しています。


担当する事業はこちら↓
契約野菜安定供給事業

ズバリ!入構を決めた理由とは?

〜地域社会に貢献するため〜

 私は岩手県の農村地域の出身です。祖父母が農業を営んでおり、肉用牛、米、果菜類、たばこの葉等を生産し販売していました。両親が共働きだったので、小さなころは祖父母とともに田畑にいることが多かったです。集落内の家族構成、そして働き方はほとんど私の実家と同様で、祖父母の世代が農業の主力となっていました。そのため、月日と共に後継者不足の影響を受け、農村地域の活気は薄れていきました。農村地域の活性化に貢献したいという思いから、大学で自治行政を専攻し、将来的には地元で就職したいと考えていました。
 しかし、国による農業支援は、結果的に地元のような地域社会にも貢献できるのでないかと思い、alicの採用を希望しました。身近な存在であった“野菜”“畜産”に関わる業務を実施していた点も大きなポイントでした。

alicの「いいところ」、教えてください!

 私は入構後、野菜、砂糖類・でん粉、畜産そして調査情報収集と4つの部署を経験し、現在は再び野菜の部署に配属されています。その都度、業務内容はもちろん関係先も異なり新鮮な気持ちになります。加えて分野ごとの生産現場に触れられることは貴重な経験になります。

仕事のやりがいは・・・?

生産者と電話
〜東京にいながら、生産現場を感じられること〜

 契約取引推進課は、生産者と直接やりとりをすることが多いので、電話した際はその日の天気から始まり、作柄、出荷状況など生産現場の状況を教えてもらえます。自ら生産し、自ら販路を見つけて販売している方がほとんどなので、皆さんとても前向きで、こちらが元気をもらってしまいます。また、生産者名を公表している外食店等で、本事業でお世話になっている生産者名を見かけた際はとてもうれしい気持ちになります。

今後の目標、将来の夢はありますか?

〜小まめな目標クリアを積み重ねる〜

 私の目標は、配属された部署によって変わります。というのも、担当部署によって求められる成果が違うからです。
 alicは現業部門(畜産、野菜、砂糖類・でん粉)、それに係る情報収集提供部門、総務・経理といった管理部門に大きく分けられ、その業務内容も異なります。同じ部署内でも担当業務が異なれば、これまでとは違う仕事の仕方を求められることも多々あります。
 そのため、配属先に合わせて小まめな目標を設定し、それをクリアしていくことが、結果的に業務の改善につながると考えて行動しています。独りよがりな内容ではなく、チームに貢献し、チームが円滑に稼働できるよう考慮した目標設定が好ましいと思っています。
 alicに限りませんが、業務はいろいろな方々との協力によって成り立っています。その方々への感謝を忘れず、誠意をもって業務に取り組んでいくことが求められると思います。

オフタイムの過ごし方が知りたい!

ロードバイク
〜健康第一〜

 休日は子供たちと過ごすことが多いです。その隙間時間を利用して、クライミングやロードバイクで体を動かしています。
 当方は入構後、飲食の乱れにより体重が増え、数年後には25キロ増となっていました。もともとアルコール好きだったこともあり、勤務終了後、また休日の昼間から飲むビールのおいしさは格別でした。加えて、首都圏のラーメンはとても洗練された味で田舎者には衝撃的でした。健康診断ではいろいろな項目で芳しくない結果が出ていましたが「太っちゃったな〜」位にしか思っていませんでした。ですが、娘から「トトロみたい」と言われたこと、2週間ほど入院したことをきっかけに健康的になろうという意識を持ち始めました。
 健康であることは人生で最も重要だと思います。身体の調子を保てないと仕事のパフォーマンスにも影響を及ぼします。さらにプライベートを大事にするためにも、心と体を保つ趣味をもつことをおすすめします。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 総務部 (担当:人事課)
Tel:03-3583-9297  Fax:03-3582-3397