採用情報

ホーム > 採用情報 > 先輩情報 > 畜産経営対策部肉用牛肥育経営課の先輩

畜産経営対策部肉用牛肥育経営課の先輩

印刷ページ

最終更新日:2023年3月1日

現在の業務内容を教えてください。

子牛写真
〜肉用牛生産者の経営を支える仕事〜

 「畜産経営の安定に関する法律」に基づき、「肉用牛肥育経営安定交付金制度(牛マルキン)」を実施しています。この制度は、牛肉として販売する牛を飼育する国内の生産者に対して交付金を交付することにより、肉用牛肥育経営の安定を図ることを目的としています。
 子牛から牛肉として販売できるまでには長い期間(黒毛和牛の場合約2年)を要します。牛肉の販売価格は変動するため、この間にかかる生産コストが子牛の価格やえさ代の高騰等で上昇し、販売価格<生産コストとなると、生産者の経営が悪化してしまうことがあります。そこで、alicでは、毎月、牛1頭あたりの標準的販売価格(粗収益)と標準的生産費(生産コスト)を計算し、販売価格<生産コストとなった場合には、生産者に対しその差額の一部を交付金として交付しています。
 現在私は、主に、各都道府県の畜産協会から提出される書類の確認作業を行っています。協会の方とのやり取りや、書類で見る牛の情報(牛の名前や鼻紋を初めて見ました)、出張を通して、日々新しいことを知る中で、この仕事に対するやりがいや責任感を感じています。

担当する制度概要はこちら↓

ズバリ!入構を決めた理由とは?

〜食に関わる仕事がしたい〜

 大学で栄養について学んでいたことから、将来は食に関わる仕事がしたいと考えていました。当初は、自分を含めた消費者へ目を向けた仕事ばかり調べていましたが、大学の先生がきっかけでalicを知り、食の供給元である生産者に視点を置いた業務内容に興味が湧き、入構したいと思うようになりました。また、先輩方が色々なお話をしてくださった交流会も決め手の一つです。

alicの「いいところ」、教えてください!

〜農畜産業に広く携われる〜

 alicでは、畜産・野菜・特産(砂糖及びでん粉)の3部門について業務を実施しており、入構10年未満の若手職員には、これらに情報・管理部門を含めた5部門のうち3部門を経験するというキャリアパスが設定されています。
 私は、入構から2年半特産部門の業務を担当し、現在は畜産部門の業務を担当しています。特産から畜産への配置替えで不安もありましたが、上司や先輩方の存在や、新しいことを知る楽しさが刺激になり、安心して、やりがいを感じながら業務にあたることができています。また、砂糖を使った商品が気になったり、国産の牛肉を選んでみたりと、各部門を経験することで私生活において自分の興味も広がっています。
 私は、農畜産業について若手のうちから様々な部門を経験し、広く携われることがalicのいいところの一つだと感じています。

思い出に残っている仕事はありますか?

〜コロナ禍の入構〜

 私は、新型コロナウイルス感染症が流行し始めたばかりの令和2年4月に入構しました。大学の卒業式頃からコロナ禍という言葉が使われるようになり、特に入構前後は不安だったことをよく覚えています。このような中で、初めての業務や社会人としての不安もありましたが、上司や先輩方が手厚くフォローしてくださり、少しずつ仕事を覚え、社会人生活にも慣れていくことができました。また、当時から在宅勤務で行う業務が検討され現在もその幅が広がっています。
 コロナ禍で不安もありましたが、目指したい先輩像が見えたことや在宅勤務の実施等、1年目で良い経験ができたと思っています。

オフタイムの過ごし方が知りたい!

同期ランチ
〜オフタイムが仕事のモチベーションに〜

 alicでは、土日祝日や夏季休暇、年末年始の休みのほか、月1回の休暇(健康デー)や1時間から取得できる時間休があることから休みが取りやすいです。
 最近は、有給を使ってジブリパークに行ってきました。学生の頃から心待ちにしていたので、あっという間の一日でしたが、とても心躍る時間でした。また、休日は友人と旅行をしたり、同期とランチをしたり、仕事終わりは時間休を上手く使ったりして、仕事がある中でも楽しくプライベートの時間を過ごしています。オフタイムの楽しみが仕事のモチベーションになっています。

就活生へのメッセージ&アドバイスをお願いします!

〜自分の可能性をたくさん試して〜

 ぜひ、視野を広くもって就職活動をしてみてください。
 私自身、就職活動中は、周りから勧められたり、説明会のタイミングが合ったり、受けるだけなら…と、様々な企業を受けていました。もちろん不採用通知もありましたが、そこで色々な方の話を聞けたことで、自分の興味や関心が具体化したように思います。
 もし、就職活動で行き詰まることがあったら、少し視野を広げて自分を試してみてください。また違った自分の興味や可能性が見えてくるかもしれません。
子牛イラスト
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 総務部 (担当:人事課)
Tel:03-3583-9297  Fax:03-3582-3397