採用情報

ホーム > 採用情報 > 先輩情報 > 畜産経営対策部肉用牛肥育経営課の先輩

畜産経営対策部肉用牛肥育経営課の先輩

印刷ページ

最終更新日:2022年3月1日

現在の業務内容を教えてください。

申請書類の確認
国産牛肉の安定供給のために〜肉用牛生産者の経営を支える仕事〜

 私の所属する部署は、「肉用牛肥育経営課」という名前のとおり、国産牛肉を安定的に供給するため、国内の肉用牛生産者の経営を支える「肉用牛肥育経営安定交付金制度」を実施しています。皆さんが店頭で目にする国産の牛肉は、肉用牛生産者の皆さんが、おいしくなるようエサを工夫するなどして、子牛を長期間(黒毛和牛の場合、約2年)肥育して出荷されたものです。
 牛肉の販売価格は必ずしも一定ではなく、高くなったり、安くなったりします。また、子牛を肥育する生産コストについても、海外のとうもろこし等の飼料原料の需給動向等により、飼料価格の高騰の影響を受けることがあります。それにより生産者の皆さんの収入が安定していないことが問題の1つとなっています。
 そこで、alicでは、法律に基づき、標準的販売価格(粗収益)が標準的生産費(生産コスト)を下回った時でも生産者の方々が安心して経営を続けられるように、その差額の一部を交付金として交付しています。
 私は主に、肉用牛生産者の皆さんがこの制度に参加するための申請書類の確認を担当しています。この制度を利用するために、まず一番最初に必要な手続きですので、責任の重さとともに、やりがいを感じています。

担当する制度の概要はこちら↓

ズバリ!入構を決めた理由とは?

〜説明会で、「この人たちと働きたい」と思いました〜

 私は大学では地理学を専攻しており、様々な地域に足を運び、それぞれの地域の生業や社会構造について学んでいました。
 色々な地域に根付く農業について学ぶ中で、農業を取り巻く状況は時代とともに大きく変わっていること、そして今もその変化の最中であり、生産者の方々は、多くの難しい課題に直面していることを強く感じました。
 卒業後の進路を考えるに当たり、そのような状況にありながら、私達の食を支えていただいている生産者の方々の助けになるような仕事がしたい、と思うようになりました。
 そして、ある地域について調べている際に、alicの情報誌の記事をたまたま目にしたことで、alicのことを知りました。
 生産者の方々の助けになることができる仕事は多くありますが、最終的にalicを選ぶ決め手になったのは、説明会で会った職員の方々が魅力的だったことでした。就職活動中は、なかなか仕事をしている自分をイメージすることが出来ず不安でしたが、alicの説明会に参加した際に、穏やかな雰囲気で、親身に、かつ楽しそうに仕事の話をしてくださる職員の方々の姿を見て、「一緒に仕事をするなら、こういう人達がいいな」と思ったことが、最終的な決め手になりました。

alicの「いいところ」、教えてください!

〜休みを取りやすい環境〜

 土日祝日や夏休み、年末年始等、カレンダー通りの休みが取れるので予定が立てやすいです。また、月に1度の取得が推奨されている「健康デー」をはじめとして、有給休暇の取得が積極的に推奨されているため、休みがとりやすい雰囲気であることが魅力の一つだと思います。

あなたの「モットー」とは?!

〜現場ファースト〜

 社会人として出勤した1日目の1番最初に、所属部署の上司から言われたことが、私達の仕事は「現場ファースト」でなければならない、ということでした。
 生産者の方々をはじめとした、農畜産物の生産、加工、流通、販売に関わる方々をサポートすることで、農畜産業やその他関連産業の発展や国民の皆様の消費生活の安定に寄与することが、私たちの使命です。
 当然そのことは分かっているつもりでも、いつの間にか目の前の仕事で一杯一杯になってしまうことがあります。
 余裕がない時にこそ、自分がやろうとしていることは「現場ファースト」なのか?と改めて考えることで、具体的な業務の方向性の指針となるだけでなく、私達の使命とその責任を改めて認識し、気を引き締めることができるため、常に「現場ファースト」であることを心掛けたいと考えています。

仕事のやりがいは・・・?

生産者の方と
〜現場の声を聴くことが、学び・モチベーションになる〜

 「現場ファースト」である私達の仕事において、現場を知ることはとても重要です。機構全体で、出張の機会を大切にしており、上司や先輩方も出張を推奨してくれます。
 最前線で農畜産業に関わる方々のお話を聞かせていただけることは、普段の業務に取り組む上で、非常に勉強になるだけでなく、私達が実施している制度を実際に利用していただいている方々と接することは、普段の業務のモチベーションになります。

就活生へのメッセージ&アドバイスをお願いします!

〜自分が「一緒に働きたい」と思うことができるか〜

 就職活動中は、どうすれば自分が相手に「一緒に働きたい」、「採用したい」と思ってもらえるか、ということばかり考えてしまいます。
 もちろんそれは必要なことですが、就職活動をする側にとっても、「この人達と働きたい」と思うことができるか、ということは、非常に重要だと思います。
 私自身、説明会の際に出会った先輩方が、「この人達と一緒に働きたい」と思える方々だったことが、alicを選んだ最終的な決め手でした。
 どんな仕事であっても、誰の力も借りず、一人だけで仕事をすることはできません。当たり前のことかもしれませんが、実際に仕事を始めて、先輩方に助けていただく度にそのことを実感しています。人それぞれ、いろいろな基準があるとは思いますが、私は、自分が「この人達と一緒に働きたい」と思えるかどうか、という基準を持っていたことが、今の自分の働きやすさにつながっています。
 だからこそ、業務の内容等はもちろんですが、説明会や面接の中で、「この人達と一緒に働きたい」と思う事ができるか、ということを改めて意識してみてはいかがでしょうか。
牛のイラスト
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 総務部 (担当:人事課)
Tel:03-3583-9297  Fax:03-3582-3397