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平成30年産てん菜糖の製糖が終了

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最終更新日:2019年5月15日

2019年5月


札幌事務所 小峯 厚
  
 北海道の製糖企業各社における、平成30年産てん菜糖の製糖は、日本甜菜製糖渇闔コ製糖所が平成31年4月19日に終了したことをもって、すべて終了した。
 各工場の製糖期間は、表のとおりであるが、すべての工場において、昨年に比べ製糖延べ日数が短くなっている。これは、前年産は好天に恵まれ、順調に生育したことで生産量が良好であったことに対し、平成30年産は春先は好天に恵まれ、初期成育は順調に推移したものの、6月中旬以降は多雨・寡照となり生育が停滞したことで、生産量が平年並みとなったことが原因であると見られる。


 
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 北海道農政部生産振興局農産振興課の「てん菜生産実績」によると、平成30年産てん菜の生産量は対前年比92.5%の361万トンとなった。また、てん菜の品質が良好であったことから、平均根中糖分は、前年産を1ポイント上回る17.2%となった。  
 以上のことから、平成30年産てん菜糖の生産量は、豊作であった前年産には及ばないものの、61万5千トンと平年並みとなった。
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