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北海道庁にて「砂糖・でん粉 パネル展」を開催

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最終更新日:2020年9月7日

2020年8月

札幌事務所 小島 康斉

 令和2年8月17日(月)および18日(火)で当機構は、北海道庁農政部生産振興局農産振興課とともに北海道庁1階の道政広報コーナーにて「砂糖・でん粉 パネル展」を開催した。
 今年度も昨年度に引き続き、来庁者に対して、砂糖・でん粉に関する「価格調整制度」の周知と砂糖・でん粉の正しい知識の浸透を図ることを目的に開催し、会場には、価格調整制度、砂糖及びでん粉の製造工程、種類や用途などに関するパネルを展示した。また、これに関連したパンフレットを配布するとともに、実物大のてん菜やサトウキビの模型、砂糖及びでん粉の実物サンプルなども展示した。
 今年度は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を防止するため、感染防止対策として手指消毒やマスクの着用の徹底を呼び掛ける中、延べ2日間で約85名の来場者に「砂糖・でん粉」に関する理解を深めていただいた。

写真1 パネル展の様子
写真1 パネル展の様子

写真2 パネル展の様子
写真2 パネル展の様子

 北海道庁職員を含む一般の来場者からは、「国内の食料自給率に砂糖が大きく貢献しているのが意外だった。」、「砂糖の工場についてもっと知りたいと思います。」、「良いことです。道民にもっと理解を深めるPRをすると良いと思います。」、「今後もこのような活動をお願いします。」といった意見が寄せられた。
 当機構では、今回いただいた多数のご意見を活かしながら、引き続き価格調整制度の理解浸透を図るとともに、砂糖およびでん粉の正しい知識のさらなる普及・啓発の取り組みを実施してまいりたい。


【来場者アンケートの結果】
 パネル展の開催期間中、来場者に対して任意でのアンケートにご協力いただき、有効回答者50名から回答を得たので、その概要を紹介する。
 

■性別
■性別

■年齢構成
■年齢構成

設問1:「これまでの砂糖に対するイメージとして当てはまるものを教えてください」
 

設問1の回答
設問1の回答

 砂糖に関するイメージとして、「なんとなく健康に悪そう」、「子どもが「キレる」原因」、「中毒性(依存性)がある」など、誤解した負のイメージが一定数見受けられることから、消費者に向けて正確な情報の発信にさらに努めていく必要があると考えられる。


設問2:「砂糖とでん粉の価格調整制度について、知っていましたか」

設問2の回答
設問2の回答

 昨年は、「以前から知っていた」(51%)、「初めて知った」(46%)であったことから、消費者への理解浸透は後退気味であり、引き続き認知度の普及を行っていく必要があると考えられる。



設問3:「今回のパネルやパンフレットなどを見て、砂糖とでん粉の価格調整制度について理解が深まりましたか」

設問3の回答
設問3の回答

・「大変深まった」(63%)
・「ある程度深まった」(33%)
・「あまり理解できなかった」(2%)
・「無回答」(2%)
 
 価格調整制度について、多くの来場者から、「大変深まった」と「ある程度深まった」と回答を得たことから、本取り組みは大きな成果があったものと考えられる。
 
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 地方事務所 (担当:札幌事務所)
Tel:011-221-0786