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砂糖関係用語集

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最終更新日:2012年11月20日

異性化糖
でん粉を原料として作るぶどう糖液に酵素を作用させて、ぶどう糖の一部を果糖に変えたぶどう糖と果糖の混合液糖。ぶどう糖と果糖のように分子式は同じでも構造式の異なる物質を互いに異性体と呼び、異性体に変えることを異性化という。


インスリン
すい臓のベータ細胞から出るホルモンで、血糖値を低下させ、筋肉へのぶどう糖のとりこみを促し、肝臓のグリコーゲン貯蔵とぶどう糖の生成などを調節する。


液糖
砂糖の水溶液で、溶かす手間が省けるため、ガムシロップをはじめとして清涼飲料水、ソース、焼き肉のタレ等に使われる。


オーガニックシュガー
有機栽培のサトウキビなどを加工して作られた砂糖。


オリゴ糖類
単糖類が2から20個程度つながったものであり、二糖類である砂糖や麦芽糖(マルトース)もオリゴ糖類に含まれる。しかし、多くのオリゴ糖は消化されにくい性質をもっており、「砂糖とは異なる特性を持った糖」という意味で、これらのみを総称してオリゴ糖と呼ぶことが多い。多くのオリゴ糖が、低甘味、低カロリー、胃や小腸で消化されずに大腸にまで達しビフィズス菌の栄養源になる、虫歯の原因になりにくいという共通した性質を持つ。

角砂糖
グラニュ糖を四角に固めたもので、コーヒーや紅茶に使われる。


果糖
果実やハチミツなどに多く含まれる単糖類。甘さは蔗糖の約1.5倍。


加糖調製品
砂糖に他の食品素材を加えた食品加工用原料のことを指し、主に製菓、製パン、飲料メーカーなどで業務用原料として使用される。素材や砂糖の含有量によって様々な種類のものがあり、その多くは海外から輸入される。ソルビトール調製品、調製した豆(加糖あん)、ココア調製品などがある。


果糖ぶどう糖液糖
JAS(日本農林規格)による異性化糖の表示で、果糖含有率50%以上のもの。


株出し
さとうのきびの栽培型のひとつで、春植えや夏植等のさとうきびを収穫した後、その収穫株から再生する分げつを仕立てて原料茎にする作型。


カーボンニュートラル
バイオマスを燃焼すると、化石燃料と同様に二酸化炭素(CO2)を発生するが、植物は、成長過程で光合成によりCO2を吸収しており、ライフサイクル全体でみると大気中のCO2を増加させず、収支はゼロであると考えられる。このように、CO2の増減に影響を与えない性質のこと。


可製糖率
原料さとうきびから計算上回収可能な蔗糖の割合(%)。


甘しゃ(甘蔗)
さとうきびのことで、とうもろこしに似た太い茎を持つイネ科の多年生植物。成長すると3〜6mの高さになり、暖かく湿度の高い地域を好む。日本では鹿児島県の南西諸島や沖縄県で栽培されている。


甘しゃ糖
さとうきびを原料とした砂糖。


潅水チューブ
畝の上にチューブをのせて潅水する。この潅水チューブは塩化ビニール製が多い。水をチューブから均一に流出させるために、種々の工夫が施されている。


甘味資源作物
砂糖及びでん粉の価格調整に関する法律に定義する「てん菜及びさとうきび」をいう。


含みつ糖
原料から搾りとった糖液をそのまま煮詰めてつくった砂糖。沖縄県・鹿児島県の黒砂糖はその代表格。


グラニュ糖
上白糖よりも結晶の大きい、サラサラとした感じの砂糖。クセのない淡泊な甘さを持ち、菓子用や料理用にも広く使われる。


グリコーゲン
砂糖は体内でブドウ糖となり、エネルギー源となるが、すぐに使われずに余ったブドウ糖は「グリコーゲン」という貯蔵型の糖に姿を変え、肝臓や筋肉で蓄えられ、必要に応じてブドウ糖に戻されてエネルギーとなる。


車糖
ソフトシュガーと呼ばれるもので、普通1%から3%の転化糖を含み、握って柔らかい感じがある。色相により、上白、中白、三温の3種に大別される。


黒砂糖
さとうきびの搾り汁をそのまま煮詰めて砂糖にしたもの。濃厚な甘さと、強い風味があり、沖縄県や鹿児島県の南西諸島で作られる。


原料糖
生産地で糖汁をある程度精製して作られる不純物(灰分等)を含んだ砂糖。


耕地白糖
生産地(耕地)で一貫製造により糖汁を直接精製してつくられる純度の高い砂糖。


氷砂糖
氷のように見える、とても大きな結晶で、キャンディーとしてそのまま食べられる。また、溶けるのに時間がかかるので果実酒を作るのに最も適している。


国内産糖製造事業者
国内産のてん菜又はさとうきびを原料として国内産糖を製造する事業を行う者。


根中糖分
てん菜根の汁液中の糖度を示す。


合成甘味料
化学合成により作られる高甘味度甘味料で、低カロリー甘味料として使用される。食品衛生法に基づく指定添加物である。アスパルテーム、スクラロース、アセスルファムK、サッカリン、サッカリンナトリウムなどがある。

砂糖
さとうきび、てん菜等から抽出、分離したぶどう糖と果糖から構成される糖(ぶどう糖と果糖が結合した二糖類)。


砂糖及びでん粉の価格調整に関する法律
平成18年に「砂糖及びでん粉の価格調整に関する法律」(昭和40制定)を一部改正し、砂糖に加え、新たにでん粉の価格調整に関する措置が加えられた。砂糖に関しては、輸入糖の価格調整や甘味資源作物、国内産糖の交付金交付措置等を定め、甘味資源作物の農業所得の確保と国内産糖製造事業の経営の安定、関連産業の健全な発展を通じて、国内産糖の安定的な供給を図り、国民生活の安定に寄与することを目的としている。


三温糖
黄褐色をした砂糖で、上白糖やグラニュー糖に比べて特有の風味を持ち、煮物や佃煮などに使うと、上白糖などに比べて、強い甘さとコクがでる。


双目糖
ハードシュガーと呼ばれ、車糖に比べ目立が大きく、一般に転化糖がほとんどない。色相により、白双、中双などに区分される。グラニュ糖もこの中の一種。


蔗糖
スクロースのことで、炭水化物中の二糖類に属し、甘しょ茎、てん菜根に多く含まれる。


白双糖
結晶がグラニュ糖より大きく、無色透明の砂糖です。一般的に家庭で使われることは少なく、高級な菓子や飲料に多く使われる。


直播栽培
苗を育ててそれを植えていくのではなく、田や畑に直接種をまいていく栽培方法。


上白糖
日本で使用される砂糖のうち約半分を占める、もっとも一般的な砂糖。結晶が細かく、しっとりとしたソフトな風味の砂糖で、白砂糖とも呼ばれる。


スティックシュガー
棒状の袋にグラニュ糖が入ったもの。飲食店のテーブルに備え付けられていたり、家庭や企業では主に来客用に利用される。


精製糖
原料糖をさらに精製し、不純物の少ない砂糖(精糖ともいわれる)。


側枝苗
生育途中のさとうきびの梢頭部を切除し、側芽を発芽させ、側枝になった段階でまたその梢頭部部分を切除する作業を数回行い、一つの節から20〜30本の側枝を作り、それを分解し1本づつペーパーポットに鉢上げを行い、機械で原料ほに移植を行う苗生産の方法。


粗糖
分みつ(操作を加えて糖みつを分離することをいう。)をした砂糖であつて、乾燥状態において、全重量に対するしよ糖の含有量が検糖計(旋光度を測定するものに限る。)の読みで九十八・五度未満に相当するもの(車糖、でん粉を加えた粉糖その他これらに類するもの、香味料を加えたもの及び着色したものを除く。)をいう。


ソルビトール
ぶどう糖を触媒を用いて水素添加(還元)することにより作られる糖アルコールの一種。甘味度は砂糖の6割程度であるが、熱に対して安定し、保湿性を有することから加工食品業界で広く使用されている。

多糖類
単糖類が数十から数千個つながったもので、身近なものにはでん粉や寒天、食物繊維などがある。


単糖類
最も小さい構成単位からなる糖質のことで、ブドウ糖や果糖が代表である。


地下ダム
水を通さない壁を地下に作って、地下水の流れをせきとめ、地下水を貯める施設のこと。


中双糖
黄褐色をした砂糖で、グラニュ糖よりも結晶の大きい砂糖。表面にカラメルをかけているので独特の風味を持ち、煮物などに使われる。


呈味改良効果
食品の好ましくない異味(苦味、渋み、酸味など)、不快臭(生臭さ、青臭さ、刺激臭など)を低減する効果。


てん菜
カブに良く似たほうれん草の仲間でアカザ科の植物。糖分を含む根の部分は成長すると直径10〜15cm、重さ500g〜1kgになる。涼しい地域で育つので、日本では北海道で栽培されている。


てん菜糖
てん菜を原料とした砂糖。


天然甘味料
植物の葉や果実などに含まれている甘味成分を抽出した甘味料である。ステビアのほか甘草(グリチルリチン)、羅漢果などがある。


糖アルコール
糖質に水素を添加(還元)し、化学的に安定させたものである。天然にも種々の糖アルコールが存在するが、一般的には工業的に酵素反応などによって生産されており、ソルビトール、マンニトール、マルチトール、還元水飴などがある。非褐変性(タンパク質やアミノ酸と加熱しても変色しない)などの性質を持つことから、加工食品に使われている。また、消化・吸収されにくいため、低カロリー甘味料としても使用される。


糖分取引
てん菜の取引は、昭和61年からそれまでの重量のみの取引から品質を加味した価格取引に変更された。てん菜の根中の蔗糖含有率により価格が異なる。


糖尿病
すい臓から分泌されるインスリンというホルモンの作用が足りなくなるために、血液中のぶどう糖が多くなり、高血糖が持続する状態で、放置すると腎臓や網膜の毛細血管をを傷つけ、神経の働きを低下させる。


トラッシュ
夾雑物のこと。搬入された原料用さとうきびの梢頭部や葉、土砂等、明らかに原料とならないものを指す。

夏植え
さとうのきびの栽培型のひとつで、苗を8月〜9月に植付け、翌年の12月から翌々年の3月に収穫する作型。

廃糖蜜
糖液から砂糖の結晶を回収して残った液。回収されずに残った砂糖を含むのでアルコール発酵や酵母を培養する原料に利用される。


ハリガネムシ
さとうきびの害虫であるカンシャクシコメツキ類(オキナワカンシャクシコメツキ、サキシマカンシャクシコメツキなど)の幼虫を総して「ハリガネムシ」と呼ぶ。幼虫期(2〜3年)に苗の芽や根を食害し、株出不萌芽の原因となる。


春植え
さとうのきびの栽培型のひとつで、苗を2月〜3月に植付け、翌年の2月から4月に収穫する作型。


バイオエタノール
さとうきびやとうもろこし、木材等の植物資源を発酵させ、蒸留して作られる植物由来のエタノール。


バイオマス
「再生可能な生物由来の有機性資源で、化石資源を除いたもの」。バイオマスは、地球に降り注ぐ太陽のエネルギーを使って、無機物である水と二酸化炭素から、生物が光合成によって生成した有機物であり、ライフサイクルの中で、生命と太陽エネルギーがある限り持続的に再生可能な資源である。


バガス
さとうきびから砂糖を搾った後の残りかす。製糖工場のボイラー燃料や家畜のパドックとして使われる。


ビートトップ
てん菜の茎葉部。家畜の飼料や堆肥として利用される。


ビートパルプ
てん菜の根部から糖分を抽出した残りかすで、圧搾し水分を除去、乾燥させ、飼料として利用される


品質取引
さとうきびの取引は、平成6年産からそれまでの重量のみの取引から品質を加味した価格取引に変更された。さとうきびの茎中の蔗糖含有率(甘蔗糖度)により価格が異なる。


フェロモントラップ
合成された性フェロモンを誘引源とし、害虫を捕獲する装置で、主としてハリガネムシなどの害虫の発生の察に使用される。


フレックス燃料車
自動車の一種で、燃料にガソリン、エタノールのどちらでも入れることができ、どのような割合で混合しても、動かすことができる自動車のこと。


粉糖
グラニュ糖を粉砕したもの。固まりやすいのででん粉を加えることが多い。水に分散しにくく、果物へのふりかけ、洋菓子、ケーキ、クッキーのアイシングに使われる。


ぶどう糖
でん粉を酸または酵素で加水分解した糖。


ぶどう糖果糖液糖
JAS(日本農林規格)による異性化糖の表示で、果糖含有率50%未満のもの。


ブリックス
搾汁液の中に溶けていて乾燥させると固まる物質(可溶性固形分)の割合。搾汁には、蔗糖、転化糖、その他の成分が溶けており、これをブリックスと表すが、糖分そのものではない。


分みつ糖
原料から搾りとって清浄・濃縮した糖液中に蔗糖を結晶化させ、遠心分離機で蜜を振り分けて結晶だけを取り出した砂糖。

メリクロン苗
植物の茎の先端にある分裂組織(meristem)を利用した繁殖方法で、クローン(栄養(無性)繁殖)を作り出せることから、合成語として"メリクロン"という。メリクロン苗はクローン技術によって増殖して得られた苗で、親株と同じ遺伝子を持つ。

ユイマール
「結い」を意味する沖縄の方言で、農作業、家屋建築、冠婚葬祭などにおける相互扶助をいう。

ライムケーキ
てん菜から砂糖を作る際に、糖液中の有機物や色素などを吸着除去するため石灰を使用するが、その使用済石灰。


輪作
一定年の期間、同じほ場において種類の違う作物を一定の順序で栽培することをいう。労働配分の均衡化、土地利用率の向上、危険の分散といった効果があるほか、土壌伝染性病害虫や雑草の発生抑制、肥料の利用効率の向上、土壌養分のバランス維持による地力の維持増進等を図る効果とされている。

和三盆(わさんぼん)
日本の伝統的な製法で作る淡黄色の砂糖です。結晶の大きさが非常に小さく、独特の風味を持つので、和菓子の原料として珍重されます。主に徳島県で作られる。


(参考文献)
・さとうきび栽培技術一問一答集(奄美群島糖業振興会)
・てん菜糖業年鑑(社団法人北海道てん菜協会)
・精糖工業会、砂糖を科学する会の書籍・ホームページ等

このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 企画調整部 (担当:広報消費者課)
Tel:03-3583-8196

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