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2011/12年度のトウモロコシ生産量は過去最高、大豆は前年度を下回る見込み(ブラジル)

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 食糧供給公社(CONAB)は9月6日、2011/12年度(10月〜翌年9月)の主要穀物生産動向調査の最終報告(第12回)を発表した。生産量予測は前月とほぼ同じであり、トウモロコシが前年度比26.7%増の7273万1000トンで過去最高となる一方、大豆が同11.9%減の6638万3000トンと、過去最高であった前年度を下回る見通しである。

参考 ブラジル、2011/12年度トウモロコシ生産量は前年度比26.8%増の7278万トン
    
表1

トウモロコシ:輸出量も記録更新の予測

 米国の干ばつによる減産、シカゴ相場の高騰により、ブラジルのトウモロコシ輸出は7月以降、大幅に増加している。
 ブラジルでは年2回、トウモロコシ生産が行われており、現在、第2期作(冬作)トウモロコシの収穫が終盤を迎えている。天候に恵まれた第2期作生産が前年度比73.0%増の3886万6100トンと大幅に増産したことから、年間生産量は記録を更新する見込みである。
 2011/12年度の国内消費量は同4.4%増の5061万トンと予測され、これを大幅に上回るトウモロコシの生産があったことや、高まる国際需要とブラジル産トウモロコシの割安感によって、CONABは2012年の輸出量を前年比71.8%増の1600万トンと過去最高になるとみている。
 9月12日現在、ブラジル産トウモロコシの値段(サンパウロ、現物)は、60キログラム当たり32.95レアル(1トン当たり271ドル)となっており、米国産トウモロコシ(シカゴ相場、9月限)の1トン当たり304ドルより10.8%安い水準にある。

参考 シカゴ相場の高騰により、8月のトウモロコシ輸出量が過去最高を記録(ブラジル)
    

大豆:輸出価格が過去最高を記録

 ブラジルの大豆価格は中国をはじめとする世界的な需要の高まりを受け、過去最高価格の更新が続いている。9月6日の価格は60キログラム当たり92レアル(1トン当たり755ドル)を過去記録し、9月12日現在、同90.10レアル(同741ドル)と下げたものの依然、高い水準にある。
 大豆の作付は、マットグロッソ州やパラナ州などの主要生産州で、アジア型大豆サビ病対策のための大豆の不栽培期間(Vazio Sanitario)が終了する今月15日以降に始まる。全国農業連盟(CNA)によると、高まる需要や堅調な価格から、大豆作付面積は前年度比8%増の2700万ヘクタールに拡大と予測されるため、競合する第1期作トウモロコシの作付面積は、同10%減の680万ヘクタールと見込んでいる。
 2012/13年度の大豆生産量は、米国の生産量予測(7169万トン)を上回る8229万5000トンとされ、ブラジルでは作付を前にして、すでに予測生産量の約43%(3540万トン)が売約済みとみられる。
図
【岡 千晴 平成24年9月13日発】
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:国際調査グループ)
Tel:03-3583-8609



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