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砂糖の国内需給

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最終更新日:2011年11月9日

砂糖の国内需給

2011年11月

調査情報部

1.国内の需給構造

 
 
 
 
 
 

2.輸入動向

 財務省「貿易統計」によると、2011年8月の甘しゃ糖・分みつ糖の輸入数量は、前年同月比22.6%減、3万1462トン減少の10万7857トンであった。また、同月の輸入価格の平均は、前年同月比で36.9%高、1万6480円上昇のトン当たり6万1096円であった。
 
 
 
 
 一方、同月の国別輸入量を見てみると、タイが9万9912トン(前月比△18.7%、△2万2920トン、前年同月比+16.2%、+1万3919トン)、豪州が7945トン(前月比△34.2%、△4131トン、前年同月比△85.1%、△4万5381トン)となっている。

 また、同月の国別輸入価格は、タイが6万1177円(前月比+7.7%、+4380円、前年同月比+39.0%、+1万7173円)、豪州が6万70円(前月比△1.4%、△851円、前年同月比+31.7%、+1万4470円)となっている。
 
 

3.市場の動き

〜荷動きは低調〜

 9月の砂糖の荷動きは、初旬は長引く消費低迷の影響で低調であった。その後、9月下旬に精製糖企業各社が、最大生産国であるブラジルの減産などで国際砂糖価格が高水準で推移していることを受け、10月上旬からキログラム当たり5円値上げすることを表明した後、月末までの間、先高観測から多少荷動きが見られたものの、月全体ではよくなかった。

 9月の砂糖の日経相場(東京)上白大袋価格は、精糖各社が7月下旬に建値(出荷価格)をキログラム当たり4円引き下げて以来、同185〜186円の水準で推移した。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:企画情報グループ)
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