このメッセージは、畜産業の振興に関係する中国政府関係部署の反応を表すものと考えられる。記事は「今回の措置は現時点では妥当な措置であるが長期にわたって実施するようなものではない」として、次の3部署の施策方針や関係者の声を紹介している。
(1)「食糧などの重要農畜産品の価格を合理的なレベルに維持し、農民の収入を安定的に向上させ、脱貧困を果たした成果を堅持する」(2026年の農業政策の方針を決める中央農村工作会議(議長は習近平国家主席、25年12月29日、30日に開催された)で示された方針)
(2)「農業農村部は、今回の措置によって輸入の程度が適切に制御され、国内産業が直面する困難が解決していくこと、国内産業が回復し、発展し、レベルアップするために必要な時間が確保されることを支持する。部としては引き続き国内産業の困難を解消するための各種施策
(注4)を推進するともに、引き続き関係国との経済交流・協力を力強く行っていく」(農業農村部畜牧獣医局関係者)
(3)「今後は肉牛飼育のコストカットと品質向上を一層推し進め、状況に最も適したデジタル技術を導入し、適切な経営規模で飼育し、供給能力と市場競争力とを着実に高めることにより、国産牛肉と輸入牛肉とが供給を補い合えるような良好な相互連携を実現することが求められる」(国家発展改革委員会価格監測センター農産品価格監測室室長)
(注4)中国農業農村部が実施してきた飼育農家への支援施策については、海外情報「中国農業農村部、肉牛乳牛生産の安定化に関する通知を公表(中国)」(令和6年11月8日発)をご参照ください。