生産量
令和8年7月の豚肉生産量は、7万2197トン(前年同月比3.3%増)と前年同月をやや上回った(図1)。
なお、過去5カ年の7月の平均生産量との比較でも、3.5%増とやや上回る結果となった。
輸入量
7月の輸入量について、冷蔵品は、主要輸入先である米国産、カナダ産、メキシコ産のいずれも増加し、3万8250トン(前年同月比11.9%増)と前年同月をかなり大きく上回った(図2)。冷凍品は、アフリカ豚熱発生による輸入一時停止措置
(注1)の影響でスペイン産が減少した中、代替としてブラジル産、オランダ産、米国産、デンマーク産などが増加し、5万4472トン(同12.3%増)と前年同月をかなり大きく上回った(図3)。この結果、輸入量の合計
(注2)でも、9万2726トン(同12.1%増)と前年同月をかなり大きく上回った。
なお、過去5カ年の7月の平均輸入量との比較でも、冷蔵品は20.7%増と大幅に、冷凍品は12.2%増とかなり大きく、いずれも上回る結果となった。
(注1)農林水産省は、令和7年11月28日にスペイン産豚肉等の輸入を一時停止。その後、同年10月29日以前にと殺・加工・梱包まで終了しているものであり、かつ輸出されるまでの間、防疫上安全かつ衛生的に保管および輸送されたものであることをスペイン政府が証明しているものについては、輸入停止措置の対象外とすることを発表。
(注2)輸入量の合計は、くず肉を含む。
家計消費量
7月の豚肉の家計消費量(全国1人当たり)
(注3)は、635グラム(前年同月比5.3%増)と前年同月をやや上回った(総務省「家計調査」)。
なお、過去5カ年の7月の平均消費量との比較でも、5.4%増とやや上回る結果となった。
(注3)1世帯当たりの数値を当該月の世帯人数で除して算出。
推定期末在庫・推定出回り量
7月の推定期末在庫
(注4)は、24万3053トン(前年同月比0.6%増)と前年同月をわずかに上回った(図4)。このうち、国産品は2万2651トン(同1.1%増)、在庫の大部分を占める輸入品は22万402トン(同0.6%増)と、ともに前年同月をわずかに上回った。
推定出回り量
(注4)は、16万972トン(同3.4%増)と前年同月をやや上回った(図5)。このうち、国産品は7万2469トン(同1.5%増)とわずかに、輸入品は8万8503トン(同5.0%増)とやや、いずれも前年同月を上回る結果となった。
(注4)令和8年7月以降の期末在庫調査において、一部回答不可能な倉庫があることから、当該倉庫の在庫量は9月公表分から推定値を採用し、出回り量および期末在庫量については、当該推定値を用いて算出した。
「2026年9月号の記事に関する更新について」
『畜産の情報』2026年9月号の掲載記事のうち「推定期末在庫・推定出回り量」において、発行日以降、2026年6月の各データを再算出したことに伴い、一部内容を更新しました。更新記事につきましては、機構HPの掲載ページをご覧ください(
https://www.alic.go.jp/joho-c/joho05_004368.html)
(畜産振興部)