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砂糖の国内需給

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最終更新日:2010年9月1日

砂糖の国内需給

2010年9月

調査情報部

1. 国内の需給構造

 
 
 
 
 
 

2. 輸入動向

 財務省「貿易統計」によると、2010年6月の甘しゃ糖・分みつ糖の月別輸入動向は、前年同月比2.7%減、4353トン減少の15万7229トンであった。また、同月の平均輸入価格は、前年同月比で34.0%高、1万1029円上昇の1トン当たり4万3471円であった。
 
 
 
 
 
 
 一方、国別で見ると、6月はタイが10万3263トン(前月比+323.4%、+7万8876トン、前年同月比+173.0%、+6万5442トン)、豪州が5万966トン(前月比+183.4%、+3万2982トン、前年同月比△41.4%、△3万6033トン)、南アフリカが3000トン(前月実績なし、前年同月比△91.8%、△3万3762トン)となっている。
 
 また、同月の国別輸入価格は、タイが4万5062円(前月比△18.0%、△9858円、前年同月比+29.5%、+1万254円)、豪州が4万226円(前月比△34.0%、△2万730円、前年同月比+24.5%、+7915円)、南アフリカが4万3852円(前月実績なし、前年同月比+44.6%、+1万3535トン)となっている。
 
 
 
 
 
 

3.市場の動き

〜荷動きは低調〜
 
 7月の砂糖の荷動きは、精糖各社が出荷価格を値下げしたことを受けて活発になることが期待された。しかし、前半は梅雨の長雨の影響もあり低調であった。また、後半についても梅雨明けと共に連日猛暑日が続き、飲料や冷菓向けの夏場の商品に需要の期待が持たれたが、好調だった液糖を除き前半の不調をカバーするまでには至らなかった。
 
 7月の砂糖の日経相場(東京)上白大袋価格は、建値(出荷価格)を1キログラム当たり6円引き下げ、同176〜177円の水準で推移した。
 
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:情報課)
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